2008年9月8日月曜日

日経Linux 2008年10月号


本日発売の『日経Linux 2008年10月号』に「無線LANルーター改造法」という特集記事を書いています。内容は,バッファローの無線LANルーターとFONルーターのファームウエアを入れ替えて,Linuxマシンとして活用しましょうというものです。


当初は,OpenWRTを入れてガリガリ使う方法を紹介しようと思っていましたが,ページ数の制限などもあり,DD-WRTを導入して無線LANルーターや無線LANブリッジを設定するという内容になりました。できるだけ情報は詰め込んだつもりですが,DD-WRTの魅力を十分伝えられたかというとちょっと残念な出来です(コンパクトに良くまとまっているとは思いますが)。せめてPPTPぐらいは紹介したかった…。内容以前に締め切りを大幅に破ってしまった点も反省材料でした。


ともあれ,DD-WRT/OpenWRTは非常に魅力的な代替ファームです。古い無線LANルーターをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。これから新規にルーターを買うなら,FONルーター「La Fonera」の新型がお勧めです。外箱に「2200E」と型番が書いてあるものを購入しましょう。


そういえば,この号からLinuxカーネルの新機能を紹介する連載も始めました。新機能を一つ取り上げて,毎回2ページで紹介する試みです。初回は,Block LayerのData Integrity Frameworkについて書いています。

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