2008年9月11日木曜日

我が家の猫紹介 その2


先住猫カレンの遊び相手がほしいな…と思っていた矢先,カレンのかかりつけの獣医さんの待合室で里親募集の子猫が展示されているのに出くわした。どうやら野良の仔が保護されて来たらしい。最初に見たときは引き取りまでは考えていなかったが,1週間後に行った際,4匹ほどいた兄弟姉妹のうち1匹だけ雄が残っているのを見て引き取りを決めた。尿路疾患の恐れがある雄は不人気なのだ。もっともカレンとの相性を考えると性別が異なっていた方が良いので都合が良い。年齢は生後2カ月になるかならないか,という感じらしい。


引き取り前に一応,ウイルスの検査をしてもらうがいずれも陰性。虫下しなどは処置済みだった。ただ,病院にいる間に猫風邪にかかったらしく(実際,前回見たときにはきれいだった),鼻水と目ヤニがすごいのは心配だった(この心配は的中し,あとでカレンにも猫風邪が感染ってしまう。幸いどちらも現在は症状は治まっている)。


引き取った日は2006年7月10日。この子猫がすごいのは,とにかく人懐っこくて物怖じを全然しないこと。家に入れたときも全然怖がる様子もなく,すぐにご飯をモリモリ食べて,おもちゃで遊んだ。人間も大好きで,身体に飛びついてよじ登る遊びが特に好きだった(今は体重が増えてて,これをやられると人間が大怪我するのでやらせないが)。写真上は引き取って2週間後ぐらいの様子。名前は『風と木の詩』から「ジルベール」と付けた。普段は「ジル」と呼んでいる。


カレンともすぐに仲良くなって,今でもよくじゃれあって遊んでいる。性格的にカレンが繊細で知的かつ凶暴,ジルが鷹揚でやや鈍く温和と対照的なのが良かったのだろう。面白いのが私との会話の違いだ。カレンとは明らかに会話が成り立っていて,こちらが「まだ」とか「あとで」と返事をすると理解して諦めるのだが,ジルはひたすらに要求鳴きを続けるスタイルを取っている。仕事中にキーボードの前に座って邪魔をするのも大抵ジルの方だ(写真下)。


どちらの猫もやや太り過ぎなのが心配なところ。カレンはかなり落ち着いて来たが,ジルはでっぷりと太っている。最近は食が少し細くなってきたので,ご飯の量をそれにあわせて減らしている。


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