2008年9月13日土曜日

茨城ラーメン近征


今日は茨城方面にラーメン&温泉のプチ旅行。まずは香取市に出来た新店「北青山」に行く。店名から分かる通り,麺屋青山系列のお店だ。店舗は以前に「八つ葉」があった場所にある。土地柄を生かした鰻味のラーメンが特徴で,基本メニューは「味噌ラーメン」のようだが,醤油味の「ラーメン」の方が鰻味が分かりやすいというのでそれを食べた(写真上)。蒲焼風味…というレビューを読んだため恐る恐るという感じでスープを味わったが,私的には「肝吸い」風味という方が正しいように感じた。キワモノ的な印象はまったくなく,滋味豊かな深い味わいに感動を覚える。麺も具材も手が込んでいて非常にレベルが高い。特にチャーシューは,余分な脂をきっちり炙り落としてあって,香ばしくかつ重過ぎず軽過ぎずの絶妙の味。トータル・バランスも良く素晴らしいの一言。近いうちの再訪を心に決めて店を後にした。


途中,「ほっとパーク鉾田」に立ち寄り入浴する。2つの源泉があり露天風呂の方は黒湯で内湯は無色の塩化物泉。黒湯は炭酸水素含有だが「大和の湯」や「勝浦温泉」のようなツルスベ感はない。さっぱりとした浴感のお湯だった。内湯は強塩泉で,なおかつ若干のキシキシ感もあってそれなりに良いお湯だと思ったが,それを打ち消すほどカルキ臭いのでほとんど入らず,露天風呂ばかりにいた。



続いて,ひたちなか市の「とんこつ家」に行く。ここは以前からちょくちょく訪れている博多系の豚骨ラーメンのお店だ。しっかりした濃度のスープと,やや太めながら加水率の低い腹ごたえのある麺が堪能できるのが気に入っている。「ネギ豚骨まる」(写真中)を注文したが,今回は若干スープが弱くネギの風味がきつく感じた。また,以前あった「博多直送の極細麺」は選べなくなっていた。とはいえ,依然としてなかなかうまくて満足。


最後に行ったのは,つくば市の「一休」。ここも濃厚な博多系の豚骨ラーメンを食べさせるお店で,これまでに数度訪れている。今回は「ネギラーメン」(写真下)を食べた。食べてみて驚いたのが,濃厚かつ上質でありながら博多系としてオーソドックスな味に変わっていたこと。以前は,生姜味とコラーゲンが前面に出た「重たい」スープで,美味いのだけど食べ進めるにつれてつらくなる感じがあった。今回は濃厚さはそのままに脂に頼らないスープになっていて,最後まで美味しく食べられた。今日だけの味のブレでなければ,今後もちょくちょく訪問してみたい。


0 件のコメント: