2010年5月25日火曜日

仮面ライダー vs 009

発言小町をぼけーっと読んでいたら「(超駄)仮面ライダーとサイボーグ009はどちらが強いですか。」というトピを見かけた。読んでみると、トピ内の意見では今のところ009の方が優勢のようだ。加速装置というメカニック面での優位性があることに加え、爽やかでイケメンな009に人気が集まっているのは、女性が多い掲示板ならではという感じ。


確かに加速装置の存在は大きい。戦闘において何よりも大事なのは速度だ。仮面ライダー(1号)には高速機動が可能だという設定はないし、そうした描写もないから、この点では不利であることは否めない。屋内戦闘ならまず勝ち目がないだろう。ただし、009の加速装置は万能ではない。これは装備者の内的な時間感覚を操作するもので、時間そのものを操作するものではないからだ。つまり、足場が少ない屋外戦闘では機動性が大幅に損なわれてしまうし、空中戦では非加速状態とほとんど変わらない機動性しか得られない。


空中戦と言えばライダーの十八番である。これに持ち込めれば勝機はあるだろう。もっとも009が不用意に飛び上がるとは思えないから、ヒット・アンド・アウェイ戦法を取る(だろう)009を、まずは相打ち覚悟で捕まえる必要がある。捕まえてさえしまえば「ライダーきりもみシュート」→「ライダーキック」のコンボで爆破できる。


昭和ライダー全体で言えば、高速機動(というか短距離テレポート)でライダー達を翻弄した怪人グランバザーミを倒した「スカイライダー」ならば充分に009に対抗できそうだ。スカイライダーは重力低減装置で飛行も可能なわけだから、ちょっと009には単独での勝ち目はなさそう。劇中未登場の「26の秘密」の1つグライディングマフラーで飛行可能なV3や、ゲル化が可能なRXも戦術の幅を広く取れて有利な感じ。まぁ、他のライダーでも、1号同様に捕まえてしまえばどうにでもなる。009って攻撃力が無いからなぁ、スーパーガンがあれば別だけど(この点、トピ主は良く考えている)。


平成ライダーはあまり観てないから知らんが、555とかカブトとか加速装置を持ってる奴は勝てそうだし、その能力を使えるディケイドもまぁ。龍騎のようにミラーワールドに移動できる奴も反則だけど勝てるだろう。

2010年5月22日土曜日

ヒャッコのOPのスッピンロックって…

昨日カーネル関連の原稿を書いていて、突然、私の体を"気付き"が駆け抜けた。ヒャッコのOPの「スッピンロック」って「spinlock」が元ネタか! 2年も経ってようやく脳内の配線がつながったですよ………onz


まぁ、歌詞的にはspinlockとは何の関係もないのが残念ですが(深読みすればspinlock_t *loveか?)、つんく氏が色んなところから言葉を引っ張って来ているのが分かって面白いです。しかし……すぐに気づけよ、俺

2010年5月16日日曜日

FedoraでAGERE ET131x搭載NICを使う方法

スイッチングHUBの空きポートが1つ足りなくて微妙に不便な思いをしていたが、たまにしか使わない機器のためにわざわざHUBを買い足すのもどうかということで放置していた。しかし今日、「常時起動しているLinuxマシンにNICを追加してブリッジを作ればいいんじゃね」ということに遅まきながら気がついた。


ちょうどエアリアのPCI-Ex1接続NIC「SD-PEGLAN-S1」が余っている。これは、米Agere Systems社(現、米LSI社)のGigabit Ethernetコントローラ「ET1310」を搭載するNICである。同コントローラを搭載する製品は珍しく、製品の箱にも「国内では珍しいAGEREコントローラ搭載モデル」と誇らしげに書いてある。追加するNICとして、これを使うことにした。


ET1310などET131xシリーズ用のドライバは、Linuxカーネルに一応マージされているが、まだテスト用の「stagingドライバ」の段階である。そのため、私が使用しているFedora 12のカーネルでは標準では有効になっていない。「yum list | grep et131」をしても引っかからないので、こりゃドライバのソースを持ってきてビルドするしかないかな…と思ったのだが、よく見てみるとRPM Fusionで「kmod-staging-PAE」というパッケージが配布されていた。stagingドライバはまとめて配布されているわけだ。それはどうなの、という気もしなくはないが、まぁ、とりあえずは助かる。これをインストールしてドライバの問題は解決した。


ブリッジ設定用の「bridge-utils」パッケージをインストールして、/etc/sysconfig/network-scriptsに次の3つのファイルを置いてnetworkサービスを再起動すれば設定は終了。eth1に接続した機器もネットワークを利用できるようになった。



■ifcfg-br0
DEVICE=br0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp
TYPE=Bridge
STP=off
PEERDNS=yes

■ifcfg-eth0/ifcfg-eth1
DEVICE=eth0(またはDEVICE=eth1)
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
BRIDGE=br0
PROMISC=yes

なお、NetworkManagerサービスは停止させる必要がある。

2010年5月10日月曜日

長峯監督のおかげっしゅ!

以前のエントリではちょっと悪く書いてしまいましたが、「ハートキャッチプリキュア!」は安定した面白さを維持していてお気に入りです。特にえりかがキャラ立ちしていていいですね。脚本家の一人の井上美緒さんのブログによると、えりかの「やるっしゅ!」も単独変身バンクの頭グリグリもどちらも長峯監督の手によるものだそうです(今頃知ったのかよとか言われそうですが)。えりか好きとしては、一生ついていくしかないっしゅ!


井上さんが脚本を担当された第12話でもマリンが素晴らしい味を出していたわけですが、あれはどのぐらい脚本で指定しているんでしょうか。とにかく笑えました。第13話の戦闘シーンも良かったですね。ブロマリの2人が前回よりも強くなったことと、相変わらずのヘタレっぷりであることの両方が過不足なく表現されてました。サバーク博士の制止で戦闘終了ってのには違和感ありましたが、まぁ、その辺は謎が解明されると説明がつくんでしょう。多分…きっと…


キュアムーンライトの正体も劇中で明らかになったことだし、月影さんには、モロボシ隊長ばりの特訓やムーンライト念力などを期待するのですが、それは作風に合わないか。特訓に絡むのは間違いないでしょうけどね。あとは極めて短時間だけ変身できるようになるとかでしょうか。OPにあるシプコフのゲッターウィング化も早く見たいっしゅ。あとプリキュア大爆発の再登場も是非。ムーンライトが参加すると笑えますがw