2009年12月31日木曜日

sudo suについて

sudoの使い方について、「ちょっと著者のレベルを疑った」という記述を見つけた。当該記事を書いたわけじゃないですが、この書き方を編集部に広めてしまったのは(多分)私なので、レベルを疑われるのは私でしょう。


私が「sudo -i」ではなくて「sudo su -」という方法を紹介していたのは、読者が余計なことを覚えなくて済むと思ったからです。「Ubuntuではsudoを使う」というルールと、「su -」という既存の書式さえ知っていれば、その組み合わせで目的の事柄が達成できるわけですから。それに加えて、記事ではFedoraでの作業方法も併記することが多いので、それとの(記述の)整合性というか類似性を保ちたかったというのもあります。


しかし、冗長なのは確かではありますし、そもそもsuの使い方を知らない読者にとっては上記のメリットも存在しません。また、Fedoraとの件についても自己満足以上のものではないわけですから、今後はご指摘通り、「sudo -i」(もしくは「sudo -s」)に切り替えることにします。こうして再考するきっかけになったので、ご指摘ありがたいです。


この手の話はいろいろあって、ちょっと前は、GNU tarの「z」とか「j」オプションを使うと叱られたりしたもんです(後者は特に)。私は日常良く使うコマンドの便利なオプションは積極的に使っていこうという立場を取っていたので、その意味からもsudoの件は良くなかったですね。

2009年12月27日日曜日

深夜に泡削り


昨晩は友人の新居で鍋をごちそうになりました。ロクにお礼も言わずに帰ってしまいましたが、大変おいしゅうございました。ありがとうございます。新居も綺麗で広くでうらやましいです。高層階で景色も良かったですし(廊下から下を見ると恐怖でめまいがしそうでしたがw)。今度は野外でバーベキューでもしましょう。


帰りには、稲毛の「ラーメン虎ノ穴」を初訪問してラーメン中盛を注文。濃いという評判通りの濃厚さでしたが、脂がしつこくなくてまろやかで、塩味が効きすぎてはいないという、いい意味で予想を裏切る味でこちらも大満足でした。塩分自体はかなり高いのですが、醤油メインなのでそんなに塩辛さを感じません。今回は頼みませんでしたが、もやし盛りとライスが無料で食べられるのも納得です。


そんなこんなで帰宅したのは1:00近くでしたが、寝る前に12月24日に都内に出た際買っていた某製品の泡削り作業を開始。噂通り結構固くて難渋しました。作業自体は簡単なのであせらずに進めるのがコツですね。それよりも自分的に一番難易度が高かったのは、クリップでsalvage配線しながら製品をUSB接続する部分でしたw 天津飯のように腕を増やすか、影分身が欲しいところです。試行錯誤しながら4:00ぐらいには環境がすべて整って就寝しました。

2009年12月23日水曜日

Fedora 10はEOL

2009年12月18日でFedora 10がEOLを迎えた。自宅のファイル・サーバー2台でFedora 10を使っていたため、2台ともFedora 11にアップグレードした。なお、Fedora 10を使っていた理由は、ext4を使う必要があったからだ。アップグレード作業は簡単で、「fedora-release-11-1.noarch.rpm」を導入したあと、依存関係の問題が生じる「httpd-tools」を削除してから「yum update」するだけで終了する。


Upgrading Fedora using yum」にいろいろ書いてあるが、Fedora 10を最新版にしておけば、前述のように大きな問題はない。PAE版のカーネルを導入するぐらいかな。

2009年12月13日日曜日

大原漁港で小物釣り


朝起きたら天気が良かったので、延べ竿1本を持って大原漁港まで釣りに行ってきた。狙いは一応、シーズンになってきたサヨリだったけど、私のポリシーとして撒き餌は使わないことにしているので、まぁ、まず釣れないと予想した。現地に着いてみると、予想外に風が強く、外海は割と荒れ模様だった。夷隅東部漁協の向かい側に腰を据えて釣り始める。餌はサシアミ。


海面を見ると、結構サヨリが回遊しているのが分かる。が、今いち活性が低いのか、撒き餌がないせいか、どうにも釣れない。タナを浅くしても低くしてもだめ。浮きの周りが沸き立つぐらい回遊してきても、ピクリともこない。


こりゃ駄目だと、岸壁の際狙いに切り替えると、木っ端グロ(小さなメジナ)がポツポツかかりはじめた。最初はサヨリ針だったので、笑ってしまうような小さな魚がかかっていたが、針を飲んでしまった奴以外は全部リリースした。途中で大きめの秋田狐に変えたので、上がる魚のサイズは若干大きくなったが、それでも15cmぐらい。1匹ずつだがメイタ(小さなクロダイ、関東ではチンとか言うのかな)と、クジメもかかった。クジメはちょっと大きくて20cmぐらい。


2時間ぐらい釣っていたが、14時ぐらいになって風がいよいよ強くなって、手がかじかんで来たため撤収した。持ち帰った魚は、から揚げにして全部食べた。下処理が面倒臭いけど、仕方ない。腹の内側にある黒い膜を丁寧に落としたおかげか、意外に木っ端グロが香ばしく揚がって美味かった。


これから風呂入って、また仕事をしないと…。今週いっぱいはまだ働かないといけません。

2009年12月12日土曜日

政治がらみのことは書くつもりなかったが

鳩山総理は無軌道なのではない。自由なのだ……心が……


とか笑うしかない、今日このごろです。あ、もちろん、上の台詞は置鮎ボイスで再生してください。


しかしねぇ、悪くなることはあっても良くなることはないと思ってましたが、何というかスカウターが爆発する勢いですよ。どうしようも無いんで仕方なく毎日爆笑していますが(そのぐらい珍発言が出てくる)、本気でやばいです。月並ですが「俺は任期をあと3年以上残している……。 この意味が分かるな?」とか書きたくなります。さすがに来年には総理交代があるとは思いますけど、与党が変わらない限りあんまり意味がない気もします。はぁ……

2009年12月7日月曜日

流星の双子

最低だった精神レベルがかなり復活してきた。そんなわけで、録り溜めていて1話も見ていなかった「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」を見たのですが……なんつー萌えアニメだよ、こりゃ。かぶりつきで、一気に9話まで見ちゃいましたよ。6話のラストで蘇芳が電柱に蹴り入れるところでは、黒に殺意が湧いたね!(嫉妬で)


物語本編の方は、ようやく9話あたりまで来て、謎が少しずつ明らかになってきた感じで、前作と同様にスローな展開。今回は1クール放送らしいんで、これから一気に回収するのでしょう。蘇芳については、ミハエルの死体の件が伏線ということで当然クローンとME技術が関係するのでしょうが、それがどう物語につながるのかはこれからの楽しみです。もちろん、黒と銀のことも。

2009年12月6日日曜日

rootfsにBtrfsを使う場合の注意

先日メイン環境をFedora 12に移行させたことは書いたが、その際に発生した問題については書いていなかった。それはFedora 12の標準設定では、HDDを複数使用したBtrfs領域をrootファイル・システムとして利用できないということである。


実は今回は、単にFedora 12に移行するだけではなく、rootファイル・システムをBtrfsに切り替えてみていた。Btrfsはまだ開発中とはいえ、すでにメインライン・カーネルにマージされて8ヵ月が経ちそれなりに安定してきていること、原理的にデータを安全に更新・保持できること、単独でRAID機能を備えることで管理が楽になることなどが理由である。Fedora 12のインストーラは標準ではBtrfsをサポートしないが、「icantbelieveitsnotbtr」という文字列を起動オプションとして渡すことでBtrfsに対応する。


インストーラをBtrfsに対応させておけば、単独のHDD上には問題なくFedora 12をインストールして起動できる。ところが複数のHDDにまたがるBtrfs領域を作成し、そこにFedora 12をインストールするには、ちょっとコツがいる。


まず、初期化作業は、コマンドラインで実施する必要がある。まぁこれは、仮想コンソールを切り替えて、# mkfs.btrfs -m raid1 -d raid1 /dev/sda /dev/sdb といったコマンドを実行するだけで済む(RAID1構成にする場合)。


再度インストーラに戻って作業を続行すれば、インストールを完了できる。しかし、インストールしたFedora 12は起動できない。というのも、複数HDDにまたがるBtrfs領域を利用する際は事前に「btrfsctl -a」を実行しておく必要があるにもかかわらず、Fedora 12の初期化処理ではそれがなされていないからだ。この問題を解消するには、インストールDVDからレスキューモードを起動してrootfsをマウントし、初期化用RAMディスク・イメージを再作成する必要がある。なお、レスキューモード起動時にも「icantbelieveitsnotbtr」を指定しなければならない。


rootfs環境にchroot後、/usr/share/dracut/modules.d/95rootfs-blockディレクトリに移動し、そこにある「install」ファイルの2行めに「inst btrfsctl」を挿入、「mount-root.sh」ファイルの2行めに「/sbin/btrfsctl -a」を挿入する。その後、次のコマンドを実行すれば、複数HDDにまたがったBtrfs領域をrootfsとして利用できる初期化RAMディスク・イメージが生成される。


# yum -y install btrfs-progs
# dracut -f /boot/initramfs-`uname -r`.img `uname -r`

本来はBtrfs専用のdracut設定ファイルを用意する方が望ましいのだろうけど、この方法が一番お手軽だと思う。Btrfsをサポートする以上、btrfsctl -aを実行する仕組みが無い方がおかしいので、いずれはこうした作業は不要になるはずだ。「つなぎ」としての対処ならこんな程度で充分だろう。


(2009/12/06追記)btrfsctl -aの前に「/sbin/modprobe btrfs」しておいた方がいいようだ。無くても起動はするが、一度マウントに失敗する(マウントを試みた際にbtrfsドライバが読み込まれるので、リトライ時にはうまくいく)。「mount-rootfs.sh」にはこの行も記述しておいた方がいい。

2009年12月5日土曜日

audacious-2.1は日本語タグ表示に問題

Fedora 12が採用するaudaciousはバージョン2.1系のものだ。このバージョンのaudaciousには、日本語のID3タグをうまく表示できない問題がある。他のバージョンならば「自動キャラクタエンコーディング検出」を「日本語」にしておけば、シフトJISのタグも内部的にUTF-8に変換して表示してくれるのだが、この変換部分に問題があるようで「不正なUTF-8」などと言われて文字列が「????」になる。


幸い、バージョン2.2系ではこの問題が解消していて、ソースからビルドしたものを使えば日本語を表示できる。なお、プラグインのビルド時には「--enable-chardet」指定が必要だ。ただし、バージョン2.2系ではプラグインの形式が変更になっていて、その変更に追随できていないプラグインが削除されている。この影響で「tta」や「ape」は聴けなくなる。あちらを立てればこちらが立たず…という感じですな。私自身は、mp3とflacがメインなので影響は少ないですが。


(2009/12/17追記) ttaやapeが聴けないと書いたのは間違いでした。「ffaudio」というffmpegを利用するプラグインを使えば、ffmpegが対応するフォーマットは再生できます。ただしcueシートとの組み合わせはうまく行きませんでした。apeは再生位置がズレる問題があり、ttaは指定位置からの再生がまったくできない感じです。

2009年12月4日金曜日

Chromium OSを試してみた


Chromium OSをソースからビルドして試してみた。公式Wikiの書き方からみるとFedoraでもビルドできるように書いてあるが、実際にはいろいろソフトが不足していて簡単ではない。debootstrapを追加して、repreproをビルドするとある程度作業は進むが、なんだかんだで問題が発生してうまく行かない。諦めて仮想マシン上にUbuntu 9.10環境を作って作業した。そっちでは拍子抜けするぐらい簡単。だけどこういう無意味なディストリ依存ってのは、どうもなぁ。


ビルドしたChromium OSは、起動と終了が速いのが印象に残った。感覚的には一瞬で起動/終了する。だけど、ほかには特に何も感じなかった。むしろ、不自由さでイライラしたぐらい。まぁ、普通のOSと比べるのが間違ってるんだろうし、商売やってる人には別の見方があるんだろうけど。Ctrl+Alt+Tで端末エミュレータが起動するのはいいんだが、これにも一々隠すなよとイライラ。


あとビルドしたのはtar玉で配布されている「0.4.22.8」だけど、なんかやたら固まってた。VirtualBoxで動かしたからなのか分かんないけど。


2009年12月3日木曜日

祝!みつどもえアニメ化

イカ娘とどっちが先か…なんて友人と話題にしていましたが、みつどもえが先でしたね! みっちゃんの腹が勝ったということでしょう!(違う)


設定画に「ななめ後ろからの呆れ顔」が無いですが、これこそが同作の魅力だと思うので、ぜひやってください。また、ドタバタしているようで意外と「静」の笑いが多い作品なんで、アニメ的にどう料理するのかも楽しみです。声優さんも未発表のようですが、こっちも楽しみ。

Fedora 12はja_JP.eucJP不可?

メインの作業マシンのOSをFedora 10からFedora 12に入れ替えた。インストール後,いつものようにロケールをja_JP.eucJPに変更したのだが、変更するとGNOMEのセッションがこけて、パネルやメニュー、デスクトップがまったく表示されない。ふとしたタイミングで起動することはあったが、起動しないケースの方が多い。例によってPython関連でエラーが起きている様子。うーむ、困った。


デスクトップ環境を変えるとか、ウインドウ・マネージャのみの構成にするとかすれば、当然まだ行けるのだろうが、日本語EUCで頑張るのもこの辺が潮時かもしれない。EUCにこだわっていたのは、UTF-8環境だと、Emacsを「emacs -nw」で使った際に記号の一部の文字幅が誤って表示されるからだ。gnome-terminal側の問題らしいのだが、文章を書く際に大変困るので、なかなか切り替えられなかったのだ。


しかし最近は、日本語EUC環境だと起動しない管理ツールとかもあって、いろいろ面倒になってきていたのは確か。問題が起きるたびに個別にLANG指定したり、Pythonの設定を変えたりして対処してきたが、GNOMEすら起動しなくなったとあれば、いちいち対処するのも億劫だ。そんなわけで、convmvで既存ファイルのコードを一気に変換して、UTF-8環境に移行した。

2009年12月2日水曜日

編集部を離れてライターに戻ります

11月後半は仕事で死んでおりました…というかパンクしてしまいまして、請け負った特集記事が大変残念な内容になってしまいました。9月ぐらいからアップアップしていたのですが、それがいよいよ限界を迎えた感じです。年末進行が始まっている上に他の理由でも大変な編集部に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。


原因は…というと充電不足(というか過労)です。目の前の仕事をこなすのに一杯いっぱいで、息抜きとか、興味あるネタを追っかけるとかの時間が全然取れませんでした。自転車にも全然乗れずに体力が大幅に低下したことも一因でしょう。調べてみますと、2009年6月号から8号続けて毎月20ページ以上自分で書いていました(計172ページ、平均21.5ページ)。これは自分的にはかなりのオーバーペースです。1、2号なら問題ないんですが、休みなくずっとだと滅茶苦茶キツいです。


これ以上続けてまた迷惑をかけるわけにもいかないですし、何よりも充電期間がほしいということもあって、編集部から外してもらいました。まだ連載が残っていますし、完全休業というわけにはいきません(次号も11ページぐらいは書かないといけません)が、何とか死なずに年を越せそうです。来年になるとお金の心配も出てくるでしょうけど、まずは命あってこそです。


しかし雑誌編集ってのは本当に戦場ですね。いわゆる「ムショぼけ」に近い自分には時間の流れが急に速くなったように感じられたほどです。この半年、自分が何をしたかあんまり記憶がありません。4月以前のことは結構鮮明に覚えているんですけどね。


ちょっと不本意な形になってしまいましたが、この8ヵ月間、お世話になりました。今後もライターとして関わらせていただきますが、よろしくお願いします。

2009年11月18日水曜日

トラヴィックなかなか良いです


購入したトラヴィックは、先週金曜日に納車されました。300kmぐらい乗った感想ですが、かなり気に入っています。特に高速安定性は素晴らしいの一言。路面の凹凸や轍からの突き上げ&ブレをきれいに吸収して、驚くほどの直進性を見せます。最良の直4と言われることもあるZ22型エンジンも、ハイパワーとは言えませんが充分なトルクと回りの良さがあり、どの速度域からも気持ちの良い加速が可能です。音も静か。これはちょっと病み付きになるような走行感ですよ。ゴールド免許に傷が付く可能性アリです(気をつけないと)。


柔らかめのサスセッティングのCパッケージということもあり、低速時にはそれなりの揺れやロール感があります。なんでワインディング走行なんかは得意ではありません。もっとも、車体剛性が高いため、ミニバンにしては走る方でしょう。また、7人乗りにしてはコンパクトですが、車体が長いので路地なんかではバスのような運転になります。これまで所有してきた車とは全然違うので、個人的にはこうしたところも面白く感じています。


それに分かってはいましたが、車内が広いですね。特にサードシートを収納してしまえば、フラットな荷室が確保できます。セカンドシートまで畳めば、前後輪外した自転車も積めますね(前後方向には余裕ありませんが)。


こんなに面白くて実用的な車が50万で買えたのには大満足です。いやぁ、いい買い物したなぁ。これからちょくちょくトラブルも出るでしょうが、それはその時になって考えましょう。仕事が詰まってなければ、長旅に出たいです。


なお、私が購入した年式のトラヴィックは熱線反射フロントガラスを採用しているため、(マーチで使っていた)一体型ETCユニットは使えないのではと思っていましたが、ダッシュボードの上奥(上面エアコン吹き出し口の後部)に設置することで問題なく使えています。これはラッキーでした。また、1DINスペースがDVDナビで占領されていたので、オーディオをどうしようかと悩んでいましたが、LINE-OUTがとれるiPod接続ユニット「SUNTAC CCIP-402/A」を購入して解決しました。助手席下のAVマスターユニットにRCA入力端子があり、そこに接続することでiPodの音声を出力できます。これでFMトランスミッターを使わずに済みました。


2009年11月9日月曜日

車を買いました

懸案事項の1つだった車購入問題が解決しました! 決めたのは平成14年式のスバル トラヴィック(Cパッケージ、銀)です。走行距離がたったの4400kmかつ室内保管(立体駐車場)で、7年落ちとは思えないほどキレイだったのが決めてでした。車両価格は50万円。登録・車検費用込みで乗り出しは73万円ほど。納車は今週末ぐらいになりそうです。写真などは納車されてから公開します。


9月9日に話題にした際は真っ先に候補から落としていたのですが、室内の広さと運動性能、足回りの良さに比べて価格がかなり低いため気になる存在ではありました。ですが、ランサーワゴンのラリーアート仕様の良程度車(走行1万4000km、三菱認定中古車)が80万円ほどで出ていたこともあり、気持ち的にはそちらに惹かれていたのです。こちらはこちらで(最後期とは言え)GDIエンジン搭載という問題があったため即決というわけにはいかなかったわけですが…。


しかし、9月10月と仕事でアップアップしている間に、その狙っていたランサーワゴンが売れてしまったことで、その目が無くなります。そこで「ワゴン車を中心に実車を幅広く見てから車種を絞ろう」と戦略を変えて、10月31日に千葉・群馬の中古車店を回ってみたのです。最初に行ったお店には、平成12年式のレガシィランカスターが50万円で出ていて、それが目当てでした。このランカスターも割と良かったのですが、荷室の広さをメジャーで測りながら友人と「自転車積むには少し狭いかも」などと話していると、営業の人が奥から持ってきたのが、購入することになったトラヴィックでした。こちらからトラヴィックという単語はまったく出していないのに、気になる車(しかも極上程度)を出してこられたので、内心かなり動揺しました。「こいつはエスパーか」と。冷静に考えれば、営業に伝えた「総額70万円ぐらい」という条件で程度が良いミニバンといえば車種は限られ、しかもランカスターとは言え、レガシィを見に来た客なんで、トラヴィックを勧めるのは不思議ではないわけですけどね。


このトラヴィックは「いい出物」という言葉通りのピカピカで、試乗しても足の良さがはっきり分かりました。噂通り、柔らかいのにしっかり踏ん張る。シートも適度な硬さで長距離が疲れない感じ。エンジン音は若干大きめだけど、うるさいとか言うレベルではない。正直、このまま決めても良いのでは…と思いましたが、さすがに即決は駄目だと自制して、予定通り他の店も回ることにしてその場を離れました。そんで、伊勢崎で日産のアベニール(MT車)、前橋でトヨタのマークIIクオリス(走行2万2000km)を見たわけですが、アベニールは車内が煙草のヤニでネトネトしていて速攻不可でした。クオリスは上程度だった上、一番音がすると言われる直4モデルにもかかわらず流石の静粛性、(荷室高を除く)荷室の広さ、パワーシート/電動サンルーフなどの豪華装備、トヨタのサービスに対する安心感などがありグラグラと来ましたが、所有する面白さと車の程度的にトラヴィックの方が上と判断し、翌日には契約を済ませました。これから年末進行で他の車を見る時間も無いし。


短期間で決めた割には、タイミング良くいい車にめぐり合ったと満足しています。懸念があるとすれば買った後のメンテでしょうか。買ったのが日産系の店だったため、日産の中古車保証が付いてるのですが、持ち込んだ際に嫌な顔をされそうでちと不安です(笑) なにしろ、スバルの販売店でも露骨に嫌がるところがあるそうですから。そのスバル店にも、スペアキーを作るために行かないといけません。トラヴィックは全車イモビ付で、(エンジンがかかる)スペアキーは申請しないと買えないようなので。あと、ついにMT車のオーナーじゃなくなったのが、ちと寂しいです。

2009年10月9日金曜日

ファイル・サーバーのHDD構成変更

昨日ふと,音楽データや作業中の記事データなどの保管に使っているファイル・サーバーのRAID稼働状況を確認すると,こんな感じになっていました。


md0 : active raid6 sdb1[0] sdc1[1] sdg1[5] sdf1[4] sdd1[2]
1953503488 blocks level 6, 64k chunk, algorithm 2 [6/5] [UUU_UU]

sdeのHDDがお亡くなりになっているようです。mdadm /dev/md0 -a /dev/sde1とやっても、ディスク・エラーになって追加できないので本格的に壊れているみたいです。しかも,dmesgのメッセージを見ると今は動いているsdfも時々エラーを出していて,こちらもディスク・アレイから弾かれるのは時間の問題でしょう。


経験上,こういう風にディスクが次々に死ぬのは電源劣化が原因だと分かっているのですが,一度ダメになったHDDを継続使用するのは良くないので,電源の交換だけでは済みません。HDDも新規に買う必要があります。これまで500GBのHDD6台でRAID6のアレイを組んでいたのですが,これをどうするか悩ましいところです。


結局,予算や電源負荷を考慮して,1.5TBのHDD3台によるRAID5アレイに置き換えることにしました。冗長性が減って危険性は高まりますが,HDD台数が減ることである程度カバーできるはずです。HDDと一緒に電源も新品を買ってきました。しばらくはこれまでの電源で様子見して,問題あるようなら交換する予定です。


それにしても,ファイル・サーバーの移行作業で何が大変かって,データのバックアップとリストアです。1TB近いデータがあるので,やたら時間がかかります。

2009年10月2日金曜日

ちたけうどんを食べた

乾燥ちたけ(チチタケ)が手に入ったので、以前から作ってみたいと思っていた「ちたけうどん」を作ってみた。作り方は簡単で、水で戻したちたけと茄子を油で炒めた後、戻し汁と醤油を加えて煮立てて、つけ汁を作成する。これにうどんをつけて食べるわけだが、ちたけの癖のある菌臭と油、茄子の味が想像以上の旨味を作り出していた。これはいいなー。癖になりそう。


ただ別段チチタケじゃなくても、ヒラタケ辺りでも近い味にはできそうな感じ。こんどやってみよう。

2009年10月1日木曜日

桂川

あるブログに「桂川駅に到着」とあったので、「けいせん」なんて懐かしいなぁ、王塚古墳とか見に行ったなぁ、なんて思っていたら、京都の「かつらがわ」でした。というか普通はそっちですね。篠栗線沿線に実家があるので、つい間違えてしまいました。篠栗線の筑前山手-城戸-九郎原-筑前大分-桂川の辺りの風景は、次から次に雰囲気が変わるので大好きなのです。おっと、久しぶりに地図を見ると城戸は「城戸南蔵院前」になってますね。2003年に改称ですか。全然、知りませんでしたよ。


なお、今月も仕事の方はピチュり気味でした。ここ数日、ビタミンB2B6剤を飲んでいるせいか、多少調子いいですが…(ということは、単なる栄養不足だった?)

2009年9月16日水曜日

あらゆる作業がスタックしてる

ちょっと日常生活がスラッシングぎみで、仕事の進捗が悪くなっております。各方面にはご迷惑をおかけしております。すみません。


という状況でこういうことを書くのはアレですが、車選びの方もさっぱり進んでおりません。ここにきて「レガシィ(BH)」と「オーパ」、「アベニール(QRエンジン搭載車)」なども候補に挙がってきていていよいよ収集がつかなくなっております。


レガシィは燃費を気にしなければ、タマも多いし、選びがいはあるでしょう。ターボ・モデルにするか、2.5 or 3.0のNAにするか悩ましいところです。「オーパ」は純粋に道具としてみた場合の割安感に惹かれます。ビスタベースなんで、モノは悪くないと想像できます。1.8ならD-4エンジンでもありませんし。まぁ、車そのものは全然趣味には合いませんが。その点、アベニールは内外装すべて私好みです。この頃までの日産車は好きなんですよねぇ…。ただ最後期型はタマ数が少ないので、縁があるかどうかがすべてという感じですね。割り切って「エキスパート」にする手もありかな。


とか書きつつ、一番気になっている車は別だったりします(笑)ここに書いちゃうと狙っているタマが売れてしまう可能性があるので黙っておきますが…。しかしこの車を選ぶと茨の道だよなぁ…一応、国産車なのですけどね。

2009年9月9日水曜日

次の車は何にしようか

今乗ってるK11マーチ(1000cc、MT)がそろそろ10万kmに達しそうで、乗り換えを考えております。このマーチは、5年ぐらい前に、当時乗ってたS15シルビアと交換で弟から貰ったやつなのですよ。制限速度内で走ってもスポーツ走行気分が味わえる(笑)良い車なんですが、最近ダンパーがへたってきていて、長距離を運転すると酔うようになってきました。インチアップして14インチホイールにしているせいもありますが、登録から12年なので普通に考えても寿命でしょう。ダンパーだけなら交換という手もあるんですが、クラッチもそろそろ交換だし、自転車が積み辛い点にも不満があるので、来年の車検前に買い換えようと決めたわけです。


買い換えを決めたはいいんですが、次に乗りたい車があまり無いのが困り者。金が無いので中古車ということになりますが、買えそうな車でちょっと気になるのは



  • シトロエン エグザンティアブレーク

  • スバル トラヴィック

  • トヨタ アベンシスワゴン

  • トヨタ ヴォルツ

  • トヨタ カローラフィールダー

  • 三菱 コルトプラス ラリーアート

  • 三菱 ランサーワゴン

  • 三菱 エアトレック

  • ホンダ HR-V

  • ホンダ エアウェイブ

  • マツダ ファミリアS-ワゴン


といったあたり。しかしメンテの手間を考えると、エグザンティアとトラヴィックは無しだし、GDIエンジンとD-4エンジン搭載車も避けたい。そんでもってできればMTとか思うと、フィールダーとファミリアぐらいしか選ぶ車が無いのですよ。いやまぁ、フィールダーで良いとは思うんですけどね。MTをあきらめればエアウェイブかな。でも何かワクワク感がありません(そういうこと言うならメンテの手間を惜しんではいかんのでしょうが)。


自転車積むことを無視すれば、選択肢は広がるでしょう。それでも乗りたいのはコルトラリーアートとスイスポぐらいか? プログレとマークIIも気になると言えばなります。フィットは友人が持ってるので無し。一時期、軽の1BOXも考えたのですが、キャブオーバーのサンバーを除くと、足元が狭いため却下。サンバーは衝突時の安全性がやっぱり気になるので、これまた却下ということで消えたのでした。


いずれにしても購入は来年に入ってからと思うので、それまでじっくり選ぶことにしますです。なんか「隠れた名車」みたいなのないですかねぇ。サクシード(プロボックス)とか割と良さそうではありますが。

2009年9月5日土曜日

缶詰3日め


唐津に来ています。何日も浸っていたい、そんな気がしています。中でもお気に入りは宮田の松露饅頭。かわいいんですよ。


……すいません。超ローカルネタな上に嘘です。来ているのは「渚のミラクルデュエット」で有名な大磯であります(←それは磯浜)。秘密の仕事で2日前から軟禁中なのでありました。朝から晩まで仕事なので目前の海もプールもまったく意味がありません。おまけに客室では有線でも無線でもインターネットに一切接続できないので、本当に仕事以外何にもできない有様です。いくらリゾートホテルとは言え、今時インターネット接続環境ぐらい全室に用意してほしいものです。


しかし自宅以外で2泊もすると、家に置いてきた猫たちが心配です。一応、昨日、(猫の)下僕2号に様子を見に行ってもらったので大丈夫とは思いますが……。特に年下の方の猫(ジル)は若干分離不安がある感じなんで、何かやらかしている可能性は高いです。変なところでおしっこするとか。


今日の昼に解放されるので、あと少しの辛抱です。


2009年8月22日土曜日

NVIDIAに乗り換え

2chのLinux板「ATI Part2」スレに、こんなAAが貼られているのを見て吹いた。



リソース不足のせいかAMDのLinux対応の悪さはいつものことなんですが、2009年に入ってそれが一層顕著になっていて、UVD2どころかFedora 11なんか未だに動作するfglrxドライバが出てないんすよね。X周りに変更が多いのは確かなんですが、NVIDIAの方は普通に対応していますからねぇ。というわけで、ずっとAMD(ATI)派だったんですが、今月からNVIDIAに乗り換えちゃいました。ハード的にはAMD優勢(特にローエンドやミドルレンジの製品での消費電力や性能面で)な現状では、あまり望ましい選択ではありませんでしたが、手軽に動作させられてVDPAUによる再生支援もしっかり効くわけで、乗り換えは正解でした。デジタル出力だとアナログ時代に気にしていた色味の問題もないですし。


ちなみに昔は「S3 ViRGE」を愛用していました。当時、Linuxでの問題が少なくて安価だったからです。とにかく「困ったときはViRGE」だった記憶があります。その後、「Matrox Millennium G400」に移って、G550時代までずっとMatrox製品を使ってました。私の用途では2D性能と安定性重視だったからです。そしてRadeonが出てからは、ずっとAMD(ATI)です。NVIDIA系の製品にはAGP時代に泣かされたことがあるのと、前述した色味の好みが合わなかったためです。


そういえば、日経Linuxの記事用に「S3 Chrome 530GT」搭載のビデオカードを買っちゃいました。久々に購入したS3ブランドの製品です。秋葉原で見かけなかったので通販で買わねばなりませんでしたが…。

2009年8月9日日曜日

喜多方&宇都宮遠征


盆明けから仕事が忙しくなることもあり、ちょっと無理して日帰りで喜多方&宇都宮にB級グルメ遠征してきた。朝5時ぎに習志野の友人宅を出発して、東北道経由で9時過ぎには喜多方到着。最初に訪問するのは「あべ食堂」と決めている。この日も同じように同食堂に入り、中華そば(写真1)を注文した。塩味が若干強い熱々の醤油ラーメンは、パーツ単位で見ると取り立ててどこが良いというわけでもないのに、トータルでは驚くほど美味い。バランスが良いんでしょうね。



次に行ったのは、この日初訪問となる「赤れんが」である。このお店は、喜多方の市街からはやや離れた場所にある。大まかに言うと、熱塩温泉とか道の駅「喜多の郷」の近くだ。実は営業は午前11時からだったのだが、それを知らずに10時過ぎに到着してしまった。店の前にいた人に声をかけると、どうも開店前に集会に集まった地元の方だったらしく、「お客さん来たよー」と中に伝えてくださった。それが良かったのか、何と開店前にもかかわらず入れてもらえることに……。どうもありがとうございました。ラーメンは基本の「喜多方ラーメン」(写真2)を注文。塩味が強い澄んだスープに、もちもちの中太麺、そこに沖縄そばのラフテーと似た味付けの煮豚が加わったインパクトのある味である。煮豚がかなり美味いので「大盛肉ラーメン」を注文すると満足度は高いだろう。ちなみにお店は、名前の通り煉瓦造りになっている(写真3)。お店がある三津谷という集落は煉瓦蔵で有名なところだそうだ。



いつもはもう一軒ぐらい喜多方で食べるのだが、年齢的な問題もあり、そこまで食べられなくなっている。そこで次の目的地である南会津の芦ノ牧温泉に向かう。ここにある「牛乳屋食堂」のラーメンが目当てだ。牛乳屋食堂のラーメンは以前、横浜のラーメン博物館で食べたことがあるのだが、その際は塩辛さが前面に出て「美味いがイマイチ」という感想だった。本店でそれが覆るかどうかを楽しみにして訪問した。ちょうど昼時に到着したこともあって、客の数が半端無く多い。しかし店側も手馴れたもので、紙に名前と携帯番号を書かせて、各自の車で待てるようにしているので、待ち時間もそれほど苦にならなかった。待った時間も結局30分ぐらいと思ったほどでもない。ラーメンはラ博でも食べた「ラーメン(極太手打ち麺)」(写真4)を注文した。食べてみると、ラ博店で感じたような過剰な塩辛さは一切なく、和風ダシのさっぱり醤油味で非常に美味い。極太麺の茹で具合も絶妙で、食べにくさもなかった。やはり本店は違うな…と大満足だ。たくさんの人が食べに来るのも納得である。



続いて、芦ノ牧温泉で入浴した。ここは昔風に言う石膏泉で、個人的にとても好きな温泉である。いつもは350円で入浴できる掛け流しの「ドライブ温泉」に行くのだが、この日はアメニティ重視ということで「大川荘」に立ち寄った。阿賀川(阿賀野川の上流部)の渓谷に張り出した崖に作られた「たな田」という露天風呂で有名なところだ。内湯では若干消毒臭が気になったが、たな田ではそれも少なく、石膏泉らしい甘い香りも楽しめた。生憎と雨天で阿賀川は増水していたが、渓谷に雲がかかって山水画のようになっていたのでかえって良かったかもしれない。アメニティも素晴らしく、1500円の入浴料も全然高いとは思わなかった。お勧めです。


ラーメンばかりもどうか…ということで、帰りには宇都宮近辺で餃子を食べることにした。これまで宇都宮には数回餃子を食べに行ったが、いずれもあまりぱっとした思い出がない。今回はそれを払拭すべく、人気店の「正嗣」を選択した。いくつか支店があるが、行ったのは氏家店である。焼き餃子と水餃子を1つずつ注文した。水餃子は普通だったが、焼き餃子は美味かった。何というか「軽い」のである。油のクドさが一切無く、焼き加減もパリッとしている。これならいくらでも食べられそうだ。地元の人がひっきりなしに訪れて持ち帰っているのが分かる。追加注文したかったが、この日は我々の最初の注文がラストオーダーで閉店するようだったのでそのまま退散した。どうも餃子が切れたらしい。到着時刻は17:00だったのにすごい人気である。



餃子を少ししか食べられなかったので、宇都宮に移転した「ハングリードラゴン」で豚骨ラーメンを食べた。この店は、伊勢崎→太田→宇都宮と移転を繰り返していて、以前に太田店で食べたことがある。特濃の豚骨ラーメンが食べられるお店だ。美味かったので今年のGWに太田店を再訪したが、その際にはすでに宇都宮に移転していて食べられなかった。その宇都宮店であるが、新4号線バイパスの側道脇にあって分かりづらい。そのせいか、日曜日の夕方の割に客の入りが悪かった。しかし味の方は健在で、相変わらずがっつりとした濃度のラーメンであった。写真5は注文した「長浜ラーメン(こってり)」である。こういう良いお店には流行ってほしいので、近所の方もそうで無い方も是非食べてほしい。東北道なら鹿沼IC、北関東道なら宇都宮上三川ICが近い(後者がより近い)。住所は宇都宮市西刑部町2681-45、営業時間は11:00~24:00。


(2009/12/20 追記)実はこの「ハングリードラゴン」だが、秋頃から大幅に味が変わってしまっている。というか、私の基準では「食べ物の範疇から逸脱している味」としか表現しようのないものになっている。この訪問のあと2度訪れているのだが、いわゆる豚骨臭ではなく、腐敗臭に近い獣臭が鼻について食べられたもんではなかった(頑張って食べたが)。最初の1回は9月20日訪問でまだ暑さが残る時期だったこともあり、一時的な管理ミスか味のブレ(の範囲を超えていたが)と自分を納得させて書かなかったのだけど、12月19日に訪問しても同じ腐敗臭or獣臭がしていたので、もうダメだと判断した。少なくとも自分には合わない。12月19日の訪問時には臭いのを意識してか、線香臭が店内に充満していて、さらに臭い的にはひどい状況だったことも付記しておく。そういうことする前にすることあるだろ、と言いたい。少なくとももう少し下処理をやってほしい。私は福岡出身で豚骨ラーメン好きだし、実際に全国的に色々食べ歩いているから、臭いのにはかなり耐性があるつもりだ。だけど、ここのは前述したように腐敗臭に近いものだから、美味いまずい以前に喉を通らない。9月以降も「美味い」と書いている人もいるようだから、人によってはいけるのかもしれないし、長浜豚骨系にありがちな「ブレ」によるのかもしれないが、我々が食べたのと同じ味のものは、まぁ、ほとんどの人は食べるのは無理だろう。実際、客は減っているのじゃないか? 直近の2回は、いずれも土曜日の訪問にもかかわらず、客は我々のほかに合計で1人だけだった。美味かった店だけにどうにも残念だ。もっとも、普通こういう風に評されるのは分かっていて、あえて獣臭道を極めようとするその「心意気」については評価したい。個人的には、今の状況が試行錯誤の過程で、今後、それなりのバランスを獲得するところに落ち着くようになることを望むが、獣臭好きには今がチャンスとも言えるので是非どうぞ。

2009年8月7日金曜日

swapは大事だな

さっきファイル・サーバーのパッケージを更新して再起動かけたところ、fsckの部分で次のようなエラーが出て止まっていた。


/dev/md0 has gone 200 days without being checked, check forced.
/dev/md0: Error allocating block bitmap (4): Memory allocation failed
e2fsck: aborted

手動でfsckコマンドを実行しても同じエラーになって進まない。これまでこんなことは無かったし、エラーがメモリー割り当て失敗ということなのでメモリー・モジュールの不良を疑ったが、ふと思いついて調べてみるとswapが有効になっていなかった。swapを有効にするとfsckコマンドが実行できたので、単純にメモリー不足だったのだろう。


それにしても主メモリー512MBで起動時にメモリー不足になるとは…。/dev/md0は4TB以上あるとはいえ驚きである。できればfsckをかける前にswaponしておいてほしいが、swap区画じゃなくて、swapファイルを使う場合なんかを考えるとそう簡単には変えられないのかな。swap区画を有効にするカーネルの起動オプションとかあってもいいかもしんない。

2009年8月5日水曜日

DQ2プレイ中

先月のDQ1に続いて、おとといぐらいからDQ2(SFC版)をやっている。SFC版はかなり難易度が下げられていると聞いていたのに難しい。敵が結構強いのとマップが広いこと、そしてそれ以上にノーヒントに近い謎が多いことが原因だ。「太陽の紋章」なんて、一応「○○にあるという話です」とヒントはあるけど、どこが○○なのか不明確だし、○○に着いたってとんでもない場所を探さないと見つからない。これは降参して攻略サイトを見た。ざっと攻略情報を見る限り「ロンダルキア」に行く途中の洞窟も、攻略情報に従わないと迷いそうだ。


あんまりまじめにやっても息抜きにならないので、適当に進める予定だ。まぁ、難しいと感じる半分ぐらいの原因は、私が呪文の類をあまり知らずにプレイしているからかもしれない。バリア床を歩くとき「トラマナ」という呪文を使えばノーダメージということに「聖なる織機」を入手した後に気づいたぐらいだからw(これまでは数歩歩くたびに全員にベホイミをかけていた)。ベギラマとかの攻撃呪文を使い始めたのもテパの村に着いた頃からだし(それまでは呪文は回復専門)。


DQ1で見慣れた場所が出てくるのは嬉しいところ。ただラダトーム城と竜王の城しかないのが寂しい。リムルダールとか、メルキドの町とかはどうしたんだ。

2009年8月3日月曜日

ION搭載ノートPCを購入


先日、日経BP社に物撮りに行った帰り、ビルを出た直後に肩掛けカバンの肩紐が切れて、中のノートPCごと落下させてしまった。途中で勢いを殺したから大丈夫だろう…と思ったのだが、帰宅してから調べると、右側のヒンジ部分の金具が折れて蓋の開閉が出来なくなっていた。正確には開閉できるのだが、金具の爪がヒンジカバーを押し上げる形になり、開閉する度に「バキバキ」と嫌な音を立てる。多分、あと数回開閉するとカバーが割れるだろう。


壊したノートPCは、デルの「Vostro 1000」(TK-57搭載版)。2008年2月購入だから、たった1年半しか使えなかったことになる。出歩く度に「デカいですね(笑)」と言われていたが、それなりに性能があって、しかも格安で購入したことから結構気に入っていた。デルは英語キーボードを選べるので、当然それを選択している。サイズ以外の不満点は電池の持ちだった。4セルバッテリだと1時間ぐらいしか使えないんで、大綱ー東京間の特急電車内で作業するのもギリギリなことが結構あった。


今年は都内に出る仕事が多く、ノートPC無しというわけにもいかないので、仕方なく代わりのノートPCを購入することにした。これまで不満があった「サイズ」と「バッテリの持ち」をある程度改善し、できるだけ低価格なものというのがターゲットになる。となると、いわゆるネットブックが中心になるわけだが、モニターの縦解像度が600ドットというのは個人的に我慢できない。最低768ドットはほしい。しかもほとんどの機種が、最大搭載メモリー1GBとナメた仕様になっている。壊れたノートPCに刺さっている2GB×2のSO-DIMMを有効活用したいので、ネットブックは選択から外すことにした。


それで、いろいろ物色しているうちに目が止まったのが、PCショップ「ドスパラ」を展開するサードウェーブの「Prime Note Cresion NA」(写真)だ。話題の「NVIDIA ION」を採用していて、価格は5万9980円(OSなしの場合)。モニターの解像度は1366x768、最大搭載メモリーは4GB(標準2GB)、802.11n対応の無線LANもBluetoothも光学ドライブも搭載している。CPUはAtom 330だから、4スレッド同時実行可能。NVIDIA IONのGPU「GeForce 9400M G」の動作再生支援機構を使えば、LinuxでもH.264のフルHD動画を再生できる。


能力的には、もうバッチリ。価格もギリギリ許容範囲である。唯一の懸念はキーボードだったが、店頭で確認したところ、多少キートップがグラつくものの、たわみは少ないしキーピッチも広い。在庫があったので、そのまま購入した。購入したのはドスパラの千葉店。OSなしモデルを購入したのだが、販売時にプリインストールされたOSをアンインストールしていたのが面白かった。それと統計でも取るのか、OSは何を使うのか、ディストリビューションは何を予定しているかなど割と突っ込んだことを聞かれたのが印象的だった。動作検証済みかと聞かれたので「この製品ではまだですが、他のION製品では問題なく動作しました」と答えておいた。


購入後、遊びに行った友人宅でFedora 11をインストール。作業中に気になるようなこともなく、あっさり導入できた。NVIDIA製のドライバを入れれば、Compizだって動画再生だって楽々である。もっとも動画再生支援機構を活用するには、ちょっとした作業が必要になる。その辺のことは、日経LinuxのION特集で書く予定なのでお楽しみに。なお、背面のネジを外せば、HDDやメモリーへのアクセスも容易だった。メモリーを追加して4GBで使用している。

2009年8月1日土曜日

モンプチありがとうございました

そういえばデスマってる最中に、とあるやんごとなき方からの御下賜品が届きました。我が家の哀れな獣どもに猫缶の有難い差し入れです。今、Nさんの猫を一時預かりしていることもあり、早速使わせていただいております。どうもありがとうございました。


お礼はまた別途。

なんとか終わった

今月の仕事は、想像を絶する辛さでした。こんなに原稿が書けなかったのは過去に1度あっただけ。ネタ的には詰まるようなもんじゃなかっただけに自分でも驚きです。あまりに書けないので、「門にして鍵」「混沌の媒介」たる外的存在を呼び出しそうになりましたよ。「ち、父上ー」


まぁ、冷静に考えると疲れていたんでしょう(アストラル的に)。なにしろ、今までのんびり仕事をしていたのが今年4月からいきなりトップギアで走り始めたわけで、そりゃ息切れもしようというものです。各方面に色々ご迷惑をおかけしましたが、とりあえず今は、ゴールにたどり着いた自分を褒め称えたいです。それほどピンチでした。


次号からはこんなことが無いようにします。何より自分が辛すぎます。

2009年7月11日土曜日

飯岡灯台まで往復90km

T氏と一緒に飯岡灯台まで往復してきた。昼前に出発で時間的な余裕がそれほどなかったため,今日は基本的にビーチラインをずっと走ることにした。往路はずっと弱めの向かい風。交通量は思ったよりも少なくて特に問題なかった。最近あまり走ってないせいか,それとも暑いせいか,飯岡灯台前の坂道は若干きつかった。いつもはそんなでもないのに。今回はT氏も足着きなく登れた。


復路は県道122号線を通る予定だったが,途中道を間違えて,またビーチラインで帰ることになった。風向きの変化はなく,終始追い風で楽だった。しかも夕方にはかなり気温が下がってきたので快適そのものだ。ただ,昨日あまりカロリーを入れなかったせいで,80kmを超えた九十九里市街辺りからハンガーノックになって急に足が回らなくなった。最後は若干グダグダ気味で到着。適度な運動ということでよかったかも。


本日の走行距離:89.73km。平均速度:22.9km/h。最高速度:44.7km/h。

2009年7月10日金曜日

古いPCを捨てに三郷に行く

以前から行ってみたいと思っていた埼玉・三郷市の「パソコンファーム」を初訪問した。ここは,不要になったPCなどの家電類を無償で引き取ってくれるリサイクル業者である。PC Watchなどでもリポートがあるように,関東のPCユーザーには結構有名な所だ。


我が家にはケースが破損した古い自作PCが4台と17インチのCRTモニタが2台,壊れたノートPCが1台あり,いつか捨てないとな…と思っていた。しかし例のPCリサイクル法の施工によって,これらの処分には1台あたり3~4000円の費用と発送の手間がかかる。それで捨てるに捨てられない状況が続いたわけだ。今回,愛車のマーチにぎっちりと廃棄PC/モニタを積んで三郷まで行って,すべて引き取ってもらった。


ただ現地に着いて困ったのが,店がなかなか見つからないこと。「幸房(こうぼう)133」という住所を手がかりにぐるぐると探し回ったのだが,どうもそれらしい看板などが見当たらない。電柱の住所表記も2XX番台までは見つかるが,それより若い番号は無いのである。DVDナビならば住所で一発で場所が分かるのだろうが,生憎私の車のナビはCDナビなので地番でのナビゲーションはできない。というわけで,地元の人に声をかけまくった(ご迷惑をおかけしました)。3人目の親切な方が「そういえばあの辺りでパソコンを積んであるのを見た」と教えてくださって,ようやく発見できた。


場所はここの地図にある通り,県道376号線沿いなのだが,隣の中古車屋と一体化して見えるので,何度前を通っても分からなかった。「docomoショップの駐車場に隣接」「上州屋とdocomoショップの間」という2つの情報を元に探せば見つけられると思う。


引き取り手続きは簡単だった。従業員の方に声をかけて車から機材を降ろし,書類に住所や名前,電話番号を書くだけで終わりである。個人での持ち込みは多いようで,対応も実にスムーズだった。今度はテレビとカーナビを引き取ってもらおうかな。

2009年7月9日木曜日

Intel DQ45CBを購入

これまでLinux用のメイン機としてDELLの激安サーバー「PowerEdge SC430」を使ってきた。ビデオ・カードに「Radeon X600」(要スロット加工)を挿したり,CPUを「Pentium 4 641」に換装したりして騙しだまし使ってきたわけだが,機能面での不足を感じることが多くなってきた。特にVT-x/VT-dに未対応なのが辛い。日経Linuxの10月号からKVMの短期連載を始めることもあり,思い切ってマシンを新調することにした。


せっかく新マシンを用意するならi7を…などと思ったが,相変わらず高い。とても手が出ない。しかも来年にはAES-NI対応の新版が出るはずなので,できればそれを使いたい。というわけで,Q45 Expressチップセット搭載のマザーを使って「つなぎ」のマシンを作成することにした。ただ,このチップセット搭載のマザーボードは巷にあまり出回っていないようだ。そこで,やや面倒だが通販を利用することにした。「Intel DQ45CB」を調べると,ドスパラが納期が早く価格も安いようだったので早速注文した。送料込みで1万3268円だから,まぁ,安いと思う。


CPUは秋葉原に行ったときにでも買うつもり。今のところの最有力候補は「Pentium E6300」。VT-x対応で安いので。

2009年7月7日火曜日

猫の逆襲

昨晩はなぜかドラクエI(SFC版)を初プレイしていた。慎重にレベルを上げて,5時間ぐらいで竜王を倒してからふと気づくと,洗ったばかりの洗濯物の山に猫がたっぷり糞をしていた(泣) 猫トイレは比較的キレイに掃除しているので,どうも遊んでくれないことに腹を立ててやったようだ。明け方にギャアギャア要求鳴きするのを無視して(生返事だけして)ゲームをしていたのは悪かったが,この仕打ちは無いのでは……。


現場を見てないので,犯人がどちらの猫かは分からない。量からすると下の猫(ジル)っぽい気がするが,上の猫(カレン)も今日は要求鳴きがすごかったので可能性はある。ちなみに洗濯物は床に山積みにしていたわけではなく,プラスチックの長持ちに入れてフタをしていた。それをわざわざ開けてそこにしていたのである。猫は賢くて力があるので,こういうときには困る。


当然,長持内の洗濯物はすべて再洗濯&一部廃棄である。朝から本当に大変だ。

2009年7月3日金曜日

Vostro 1000ではCFDのSSDは動作しない

記事で使う必要が生じたため,新習志野のPC DEPOTで,CFDの32GBのSSD「CSSD-SM32NJ」を購入した。8970円なんで安くはないが怒るほど高くもない。PC DEPOTはこの辺の価格設定が絶妙だ。通販で送料払ったり待たされたりするよりいいか…という感じで,いつも何かしら買ってしまう。外房にも1軒ぐらい欲しいところだ。


帰宅してさっそくDELLのVostro 1000に装着して起動したのだが,「HDD Password」の入力を要求する画面が出て二進も三進もいかない。もちろんパスワードなんて設定していないし,BIOS Setupで解除などもできない。SSDのコントローラかBIOSに問題があるようだ。DVD-ROMからはブートできるので,Fedora 11のインストーラを起動してみると,標準では途中で処理が止まるが「edd=off」オプションをカーネルに渡すと問題なく処理できた。BIOSを経由せず,EDD情報を利用しなければアクセス自体は問題ないようだ。


というわけでFedora 11をインストールした。しかしBIOS側では相変わらずロックが掛かっている状態なので起動できない。USBメモリーにGRUBとカーネルを入れておけば起動はできると思うんで,とりあえず記事はそれで書くことにしよう。

2009年7月2日木曜日

lessでは/procのファイルを読めなかった

寄稿原稿を処理していて「(/proc以下の)ファイル内容を参照するときにはlessコマンドの利用は避け,catコマンドを利用して下さい」という文章に目が留まった。あったなー,こういう制限。もう10年以上昔の話になると思うけど,当時は/proc以下のファイルはlessコマンドでは読めなかったんだよな。catやmoreならOKだった。そういやいつの間にか普通に読めるようになってるね。


いつから読めるようになったんだろう,と思って調べてみるとGNU lessのv305に「v305 2/2/96 Workaround Linux /proc kernel bug」という変更がある。変更は,バッファのフラッシュ部分に次のようなコードを追加したこと。


if (ch_fsize == 0)
{
ch_fsize = NULL_POSITION;
ch_flags &= ~CH_CANSEEK;
}

/proc以下のファイルはサイズが0と報告されるんで,パイプと同じように処理しようということだな。確かにこの変更を加えると,通常では/proc以下のファイルが読めないGNU less v290でも読めるようになった。


どうでもいい話ではあるけど,分かるとすっきりする。

2009年6月30日火曜日

Chris Masonのインタビュー記事

Linux FoundationのAmanda McPhersonのブログに,Chris Masonへのインタビュー記事が掲載されていた。


内容的に特に新しいことはなかったけど、ヘビーテストするユーザーを募集できるほどBtrfsが安定する時期を「2.6.32のリリース後」と答えていたのが目に付いた。やはりそんな感じの時間感覚だよな。ちなみに私は,日経Linux2009年7月号「読者から」の「業務用サーバーに使えるレベルになるのはいつごろでしょうか」という質問に対し,「3~5年はかかりそうです。ボリューム管理機能を除けば,来年ぐらいからはテストを始めてもよいのでは」と答えている。確たる根拠なんてなかったわけだけど,大体あってたということか。


OracleがSunを買収したことによる影響については,今回も「無い」と言ってるな。現場の人間の言葉なんで,実際に上がどう動くかまでは分からないが,少なくとも現在のところそういう動きはないということだろう。Linuxにとって良いことか悪いことか分からないが。


Back when ReiserFS was merged into mainline, I managed to corrupt Linus’ root filesystem (ext2 at the time) with a last minute patch. So far I haven’t repeated that yet, but each new merge window gives me another try.

これは面白そうなんで,その「駆け込みパッチ」を探したのだが,どれなのか分からなかった。書きぶりだと,2.4.1とか2.4.2の頃だと思うんだけど。しかし「managed to corrupt」ってアンタ…w


Btrfsの読みが「ベターエフエス」なのか「バターエフエス」なのかについては「どっちでも(笑)」ということらしい。私が見聞きしてる範囲だと,最近は「バターエフエス」が優勢っぽいので記事ではそっちを採用している。Fedora 11でもバターを前提にした呪文を使ったりしてるし。

2009年6月23日火曜日

ツールドちば2009の案内が来た


「ツールドちば2009」の案内書が届いた。10/10~12の3日間で総走行距離は345km。コースは昨年とほぼ同じだが,昨年の3日目のコースが1日目,2日目のコースが3日目という感じで,環状シフトしている。館山通過はちょっと無理があったのか,3日目ということに配慮してか,館山─白石峠─長狭街道のコースは無しになった。峠が減ることになるので楽にはなるだろう。


参加するかどうかだが…うーん,どうしようか。去年は結局2日間しか走れなかったし,リベンジと行きたい気もある。しかし参加人数が多いんで,色々大変ではあるんだよなぁ。今回は2日目が千倉の道の駅止まりで,宿泊施設までかなり遠くなる可能性もあるのも気になるところ。まぁ,10kmぐらい行けば白浜なんで問題ないと言えば問題ないが。

2009年6月22日月曜日

libfprintで使える指紋リーダー


Linuxの指紋認証用ソフトにはいくつかあります(debianのWiki)。Fedora 11が採用するのはlibfprintです。汎用的な仕組みで,対応デバイスが多い点が買われたのだと思います。ただ,国内で現在入手しやすい製品をあまりサポートしていないのがちょっと残念なところです。現在オークションなどで1000円程度で叩き売られている富士通の「FS-220U」は,ドライバが別にすでに存在するので何とかならないかと思ったりするのですが,このドライバはGPLで,libfprintはLGPLなんで直接は持って行けないのかもしれませんね。


なお,対応デバイス一覧には国内で販売されているノートPC,指紋リーダーの情報はほとんどありません。UPEKのリーダーを搭載するノートPCなどは(VAIO以外は)基本的に動作すると思いますので,ぜひ試してみて,動作するようならば報告してくださると良いかもしれません。今回,Fedora 11の記事を書くにあたって,Targusの「PA460J」をオークションで入手して使いました。対応デバイス一覧にある「PA460U」(写真)の国内向け製品ですね。もう一つ動作しそうなDELLの製品を買ってますので,それが動けばまとめてレポートしておこうと思います。ささいな型番違いだし,DELLの製品も完全にUPEK Eikonだったのでレポートはしないことにしました。


指紋の認識についてですが,PA460Jは単なるスキャナで一致判定は全部ソフト側でやります。おまけにlibfprint側に再スキャンに失敗するバグがあります。これが原因かどうか分かりませんが,指紋データを1つしか登録できません。そのため認識率は高くありません。なのでLinuxで使う場合は,現状,あまりお勧めできない感じです。


一方,DELLのPCのオプションとして販売されていたUPEK Eikonは,指紋リーダー自体に指紋データを保持し,一致判定なんかも全部やってくれます。なので認識率も高く,非常に使いやすいのでお勧めです。ただUPEK Eikonの最近の製品は,中身が全然変わってスキャナーだけになっている上,現在販売中の奴はlibfprintで未サポートなので注意してください。

2009年6月21日日曜日

Boot CampなしでMac miniにLinuxを導入

Fedora 11をテストするため,テスト機のMac miniにインストールした。このときインストール先の選択を間違って,Boot Campで作成したHDD区画をうっかり壊してしまった。ここで落ち着いて対処すれば問題はなかった。例えば,後述する「rEFIt」をMac OS Xからインストールして作業すれば良かったのだが,あまり寝ていなかったこともあり,HDDの全区画を削除してLinuxをインストールするというアホなことをしてしまった。


「LinuxはEFIに対応してるから問題ないだろ」とそのときは思ったのだけど,冷静に考えると,ブート・ローダーとして働く標準のEFIアプリケーションがLinuxの起動をサポートしていないんだから問題ありまくりである。当然インストールしたはいいが起動しない。


普通に考えれば,Mac OS Xを入れ直し,Boot CampでLinux用の区画を用意してそこにインストールするのが簡単だ。ところが,私はほとんどMac OS Xを使わないため,購入時に付いてきた「Tiger」しか持っていない。TigerはBoot Campを持っていないし,ベータ・テストの時期以外,Boot Campは配布もされていないので使えない。


しかし,Linuxのことだけを考えれば,要はブートローダーさえ何とかすればいいわけでBoot Campは不要である。手軽に使える高機能なブートローダーとしては「rEFIt」が使える。rEFItを使い,Linux側でEFIを考慮しないで済むように環境構築する場合は,次の順に作業すればいい。



  1. Mac OS Xを最小限の容量の区画に導入

  2. Linuxをインストール(使うのは2区画だけに抑える。/bootとLVMならOK)

  3. Mac OS Xを起動してrEFItをMac OS X区画にインストール

  4. rEFItのメニューから「Partitioning Tool」を実行し,GPTとMBR区画テーブルの整合性を取る


これで起動時に表示されるrEFItのメニューからLinuxを起動できるようになる。なお,Linuxで使う区画を2つに抑えるのは基本区画数の上限が4だから。EFIシステム区画,Mac OS X区画ですでに2つ使っているので,使えるのはあと2つだけだ。拡張区画を使えば,多分,こういった制限はなくなると思うのだが試していない。


完全に内蔵HDDからMac OS Xを駆逐するには,最初に外付けHDDにMac OS Xをインストールし,最小限の容量のHFS+区画を内蔵HDDに作成してから,そこにrEFItを導入すればいい(EFIシステム区画にrEFItを導入すれば,このHFS+区画も不要)。内蔵HDDの容量が不足しているわけではないので,今回はそこまではやらなかった。

2009年6月18日木曜日

輸入大豆を30kg購入

昨日近所のスーパーを覗いてみたが,やはりその辺で売っている大豆はそんなに安くない。そもそも安ければ,とっくの昔に私の食卓に上っているはずである。高い理由は,その辺で売っているのはすべて「国産大豆」だからというのが大きいようだ。大豆の国内自給率は3パーセント(2004年度のデータ)しかないから,そりゃ高いはずである。


通販ならば輸入大豆を売っているところも,ちらほらあってやはり安い。送料のことを考えると,まとめ買いをした方がお得なので,思い切って30kg買うことにした。買ったのは「万糧米穀」で,価格は送料込み5373円である。しばらくは豆三昧の生活ができそうだ。

2009年6月16日火曜日

豆っておいしいかも

鬱々としていても腹は減るもんで,以前購入しておいた「ひたし豆」(青大豆)を茹でて食べてみた。先日,ライターの先輩であるFさんの家にお邪魔した際に,食べさせて貰ってあまりの美味さに衝撃を受けたのである。いわゆる乾燥大豆なので,2時間ぐらい薄い塩水に漬けておいてから,1時間ほど中火で茹でる必要があるが,逆に言えばそれだけの手間で食べられる。味付けは好みで何でも良いらしいが,今回はポン酢醤油に漬けた。


いやー,これが美味いのなんの。200gの豆を戻して茹でたんで,ちょっとずつ数日は食べられるかな…などと思っていたが,あっと言う間に食べ尽くしてしまった。まさに,やめられない止まらない系の味。これはちょっとハマっちゃうかもしれませぬ。死ぬとか言ってる人間がねぇ(笑)


問題は青大豆の値段がちと高いこと。通販で安いところを探しても,500gで650円はするんで,継続的に購入するのは厳しいかもしれませぬ。なにしろ,(経費や控除を引いた)昨年の収入がゼロだったわけで,こういう高級食材は日常的には食べられないのである。普通の大豆(カナダ産)なら1kgで300円ちょいだから,そっちにするかなぁ…。

2009年6月15日月曜日

千葉には難読地名が結構ある

私が住んでいる東金市やその周辺には,難読(と私が思う)地名が結構ある。そのことをふと思い出したので列挙してみた。読みから入れば漢字との対応が分からないものは少ないし,そもそも,だからどうした的なネタではあるが,歴史を感じて面白い。読み的には簡単でも「地名っぽくない地名」も一緒に挙げてみた。東金市以外は50音順で並べている。










































市町村名難読(と思う)地名読み
東金市家之子いえのこ
 砂古瀬いさごぜ
 上武射田かみむざた
 求名ぐみょう
 下武射田しもむざた
 大豆谷まめざく
 三浦名みうらみょう
一宮町東浪見とらみ
市原市安久谷あくや
 安須あず
 朝生原あそうばら
 海士有木あまありき
 飯給いたぶ
 不入斗いりやまず
 潤井戸うるいど
 廿五里ついへいじ
 土宇つちう
 櫃挾ひつば
 不入ふにゅう
 分目わんめ
大多喜町新丁しんまち
 田丁たまち
 百鉾もふく
 弥喜用やきよう
九十九里町粟生あお
山武市新泉にいのみ
千葉市中央区生実町おゆみちょう
千葉市花見川区犢橋町こてはしちょう
千葉市緑区小食土町やさしどちょう
千葉市若葉区五十土町いかづちちょう
長生村北水口きたみよぐち
 水口みよぐち
八街市八街やちまた
 大谷流おおやる
 雁丸がんまる
 小谷流こやる
 文違ひじかい

2009年6月11日木曜日

仰ることはごもっともです

Linux板でも廃業しろと書かれていた。


2ch Linux板 「なぜLinux雑誌は次々に廃刊になるのか?」より

809 名前:login:Penguin [sage]: 2009/06/11(木) 03:33:43 ID:mEueMZHk
Linux雑誌が駄目なのは書いてる奴が駄目だから

http://tsueyasu.blogspot.com/2009/06/blog-post_09.html

読者からのコメントで、manの方がマシとはっきり書かれてる。ざまぁ(笑)
コメントでも匂わせてあるが、廃業した方がいい

810 名前:login:Penguin [sage]: 2009/06/11(木) 07:48:03 ID:b75K/BcW
自分のことを「誤情報を撒き散らしているカスライター」とか書くなら、最初からやるなって話だ。
いい仕事する努力をするつもりはありませんと言ってるのと同じだ。

「最初からやるな」はまさに仰る通りです。100パーセント自分のエゴ,生きるためだけにライター業にしがみついています。「いい仕事をする努力」については,自分なりに毎回全力で原稿を書いているつもりなのですが,アウトプットが世間の水準に追いついていない状況です。実際,いつもどこかで叩かれています。せめて情報量だけでも…と頑張るのですが,結局はノイズやミスを増やす原因になる状況で…。今回,「文章が悪い」というヒントをいただいたので,その点に一層気をつけるということを短期的な目標にします。

2009年6月9日火曜日

ぐぁ、意味が変わっとる

昨日、atimeについての「Linuxキーワード」の記事を送った。元々、金曜日が締切りだったのだがすっかり忘れていて、休日出勤している編集部の方からの連絡で急きょ書き上げたものである。ところが今日公開された文章を見ると、relatimeの説明部分が次のようになっていた。


同オプションを指定すると,「ファイル・データの変更時刻」(mtime)か「ファイル状態の変更時刻」(ctime)のどちらかがより古い場合だけ,atimeを更新します。
 

ぎゃー!意味が変わっとる! 強調した部分は元原稿では「どちらかより古い場合だけ」と書いていた。これが意味が分かり辛いという質問を受けたので、編集部に「こういう意味です」と意図を説明したのだが、説明がうまくなかったのか意味を逆に取られてしまったようだ。分かり辛い原稿を書いて、しかも確認を怠った私のミスである。元原稿のままにするか、「どちらかより(atimeが)古い場合だけ」と修正するようにお願いしたので、いずれ直ると思う。間違った情報を広めてしまって申し訳ありません。


しかしいつもこんなのばっかだな。私は…。

2009年6月8日月曜日

UPEKのEikonを購入

記事で必要になったので指紋リーダー「UPEK Eikon」を購入しました。最初,売ってるところが見当たらなくて焦りましたが,なんとApple StoreでMac版がお安く販売中(7800円)なのを発見。無事発注できました。どうせLinuxで使うのでMac版だろうが何だろうが関係ありません(Linuxでは使えませんでした。下記注釈を参照)


しかしMicrosoftの指紋リーダーもすでに販売されてないし,指紋認証も一時期のような盛り上がりはないですね。


(2009/06/18追記)購入したUPEK Eikonですが,libfprintではサポートされていませんでした。最近のEikonのうち,USB IDが「147e:2016」に変更されているものは現状では未サポートのようです。ご注意ください。

2009年6月5日金曜日

Linux Foundationが個人会員募集

今朝、Linux Foundationから個人会員募集の案内メールが来た。会費は年間99ドルで、以下のような特典が付くという。面白そうなので、早速登録しておいた(登録ページ



  • Linux.comドメインのメール・アドレスを持てる

  • Linux関連情報についての週刊メルマガ「Linux Briefing Book」の配信

  • Linux Foundationトレーニングコース20%割引

  • オライリーの書籍やE-bookが35% 割引

  • Linux Journalの購読料15%割引

  • Linux FoundationのオリジナルTシャツを無料進呈


オリジナルTシャツは3種類あるが、私は、Linus TorvaldsがMINIXメーリングリストにポストした最初のLinux関連メールを印刷したものを選択した。

Fedora 11が来た…のか?


理研のFTPサイトでFedora 11のisoイメージらしきものが公開されているようだ。ダウンロード中なので未確認だが、米国時間で9日公開なら、ミラーサイトに来ていても不思議ではない。


確認したところ,RC4と同じものだった。特に問題なければ,これが正式版としてリリースされるのだろう。テスト結果に問題がある項目が残っているようだけど,見切り発車するのかな。VirtualBox環境にインストールしたが,相変わらずAnacondaのディスク認識が怪しく,数度リセットしてやっとインストールできた。諸々のバージョン表記はFedora 11になっている(写真)。


ここ数年、何故かFedora特集は私が書くことになっていて(ありがたい話だが)、8月号でも担当させていただく。Fedora 11は新機能満載なので、その魅力が少しでも伝わればいいな…とは思うが、結局私が書くことでいつものようにブチ壊しになる気がする。そう思いつつも、自分のため、猫のためというエゴで仕事を続けているんだから、唾を吐きかけられて当然だ。

2009年6月4日木曜日

Btrfs記事は予想以上にひどかったようで


321 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 08:45:58
普通に考えて、あの表で評価すれば、zfsの負けだと思うだろ
多分、「信頼性」とか「動作実績」とかの項目付けとけばよかったんじゃねーの?
そうでなければ表なんて載せなければ良かった
もしくはzfsと比較なんてしなければ良かった

324 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 09:25:15
表以前に紹介の文章がイヤらしいと感じたわ

ZFSにかなり似ている、じゃなくてZFSを参考に作られている、だな

そこでbtrfsがクローズアップされた、という部分も
そこでZFSに類似のbtrfsがクローズアップされた、だろう

ZFSをマネした実装なのに文中では発表日付が言及されているだけで
ZFSとは何ら無関係の実装として開発されていたように読めなくもない

>>322
それ後で付け足したかのように見える部分で違和感あった
そういうことは冒頭の紹介で織り込むべきだろう
他にもムダが多い文章だと思う

327 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 11:19:49
デフラグについてはPart 1の表の所ではなく、Part 2の記事で『CoWの仕組み上、ファイルデータが
分断して記録される「分断化」が発生しやすい』とかの理由付けでオンラインのデフラグが重要とか
書いてるからさ、単発のHDD運用やRAID1ならともかく、ストライピングしてくる状況でデフラグって
具体的に何を期待してるのよ? とか思った俺。
ま、デフラグが重要というなら、簡単なのでもいいからフラグメントしたHDDを用意して、デフラグ前後で
性能がどう変化するかくらいは見せないと、単なるコマンドだけ書かれても気休めにしかならん気がする。

どうでもいいが、表中の特記事項として*1とか*2とか書いてあるのが、本文中と重複していて
紛らわしいなというか、編集もヘタだなと思った。あぁいう場合、番号を通しにするか、
片方の表記を変えるんじゃね?

332 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 13:07:24
このライターのブログ見たけど、こっちも相当痛いなw

333 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 13:15:35
「そんな」がどんななのか分からん。
評価してほしくないなら表など載せなければ良い。
あと、一連の感想って何よ? 俺がレスしたのは1回だけなんだがな。
「ボクちゃんの敵がそんなに多いはずが無い!」か?

なんか上記の書き込みについて、見解を述べろという意見があるようだが「これが記事を読んだ素直な感想なんだな」ということ以外は思っていない。つまり、先のエントリで説明したような「事実誤認」ではなく、どうやら私の記事が本当にZFSを貶めているのだという事実をかみ締めている最中だ。訂正記事を出そうと思うが、どう訂正したものかが難しい。bタグで強調した個所は、私にとって印象深かった部分だというだけ。


また編集部始め、多数の人に迷惑をかけてしまったな。


(2009/06/05追記)昨日1日考えたが、どうにも記事の訂正のしようがない。事実関係で明確に間違っている部分がないからだ(XFSの項目は除く)。「信頼性、動作実績」という項目を設ける案もあるが、そういった曖昧な基準で○×を付けるとさらに問題になりそうで怖い。Btrfs=×、ext4=△、あとはすべて○でいいのかもしれないが、判断根拠を問われた際に答えられない。とりあえずBtrfsの不安定さについては本文で繰り返し指摘してあり、記事全体として情報は欠けていないはずだ。表単体で見ると問題あるかもしれないが、その不備は引き被ることにした。ZFSの敵と認定されるだろうが仕方ない。私自身はZFSは好きだし、表もなるべく不公平にならないように注釈などで配慮したつもりだったが、配慮が足りず、その注釈もZFS好きな方の神経を逆撫でしてしまったようだ。


なお「エクステント」や「オンライン・デフラグ」を項目に挙げたのは、Linuxの文脈において、そうした仕組みに(若干)注目が集まっているから。ext4の紹介記事等でそうした仕組みを解説することも多く、その目線での比較も必要と判断した。当然、こうした項目でZFSを比較すると問題があるわけだが、エクステント項目については「メタデータの削減」という意味で可変ファイル・ブロック・サイズについての言及をすることでフォローになると考えた。オンライン・デフラグについては機能が無いのは事実。デフラグの必要性についても、2009年度の「Google summer of code」の課題(案)にも挙がっている上、開発中の人もいる。zfs-discussでも繰り返し要望が出ているので「無意味・無駄」ではないと判断した。


あと「BtrfsはZFSのパクリと書け」という意見もあった。私自身も、BtrfsはZFSを下敷きに開発されたと思っているが、開発者のChris Masonが「同じ時期に開発されたので(たまたま)同じような機能になった」と語っているし、実装がかなり違うのも事実だ。そこで記事では、「機能が似ている」ことと開発時期の提示によって、影響があることを匂わせるに留めた。それをBtrfs信者の姑息な誤魔化しと取るのは、(ZFS側から見れば)仕方ないことだと思う。私としてはZFSを引き合いに出したのは「流れ」を示すためだったのだが、そうは受け取らない方も多かったようで、そこに思い至らなかったのは明確な落度だろう。

ZFSの負けなんて書いてないけどな

2chのUNIX板を読んでいて、次のような書き込みがあるのを発見した。世の中の誰からも嫌われている自覚はあるし、これまでも書いた記事については常に批判/非難/侮蔑の声しか聞いたことがない。今回の記事も同じだったわけだ。



2ch UNIX板「なんとなくSolaris/x86 part15」より

282 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/05/23(土) 17:27:02 
日経Linux最新号買った?
brtfs vs ZFS のがちんこ勝負。
結果は ZFS の負け。
理由はファイルシステムをマウントしたままデフラグができないからだそうだ。
え?

290 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/05/23(土) 22:29:18
原付自転車と普通自動車を比較して。
ヘルメット収納スペースの有無で比較されてもなあ。

291 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/05/24(日) 03:00:10
アフォ記事真に受けてLinuxを採用して泣く馬鹿が増えますように

292 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/05/24(日) 04:03:20
バターはまだ実用段階に至ってないはずだよな
そのアフォ記事書いたライターは誰なんだ?

293 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/05/24(日) 12:34:16
日経Linux、記事の質落ちた?



私が書いた記事には、冒頭にZFSについて触れた個所があるが、その文章と機能比較表が問題になったようである。「ようである」と書いたのは、「ZFSの負け」なんて書いたつもりはさっぱり無いからである。以下に、該当部分の本文と機能比較表を挙げる。なお、誌面に掲載した機能比較表ではXFSのオンラインデフラグ機能に「×」を付けるというミスをしていたので、その部分は訂正してある。


「日経Linux 2009年6月号」特集3 Part1の一部

「Btrfs」は,データを安全に更新できる「Copy on write型」(後述)のファイル・システムだ。米Oracle社のChris Mason氏が中心に開発している。これまでファイル・システムとは別レイヤーで実装されていたRAID(冗長化ディスク・アレイ)機能やスナップショット作成機能をBrtfsでは包含するなど,機能豊富なことも特徴だ(表1)。


BtrfsはLinuxの次世代ファイル・システムの本命と見られている。Linux開発者らに公開されたのは2007年6月12日で,それから2年も経たない2009年3月23日にリリースされたカーネル2.6.29で取り込まれた。Btrfsのように比較的大規模で,(実績もなく)ゼロから開発されたファイル・システムがこれだけの短期間でカーネルに取り込まれるのは異例中の異例。カーネル開発者らのBtrfsへの期待が高いことがうかがえる。


Btrfsの仕組みや機能は「ZFS」とかなり似ている。ZFSは米Sun Microsystems社のUNIX OS「Solaris」に実装されたファイル・システム。2004年の登場以来,その先進性から,Linuxカーネル開発者の間で度々話題に上るほどのインパクトを与えていた。2005年にオープンソースで公開され,MacOS XやFreeBSDなど他のOSにも移植されている。しかしZFSのライセンスがLinuxカーネルが採用する「GNU GPL」ライセンスと適合せず,Linuxカーネルには移植できない。ユーザー空間で稼働する移植版はあるものの,それでは性能が出ない。そこでライセンスにGNU GPLを採用するBtrfsがクローズアップされた。


Btrfsはいまだ開発途上で,安定稼働にはほど遠い状態。しかし,2009年5月26日にリリース予定の「Fedora 11」で利用可能になるなど,徐々に利用環境が整ってきている。
















ファイル・システム名Btrfsext3ext4xfsjfsZFS(参考)
メタデータ・ジャーナリング*1*1
データ・ジャーナリング*1××*1
動的inode割り当て××
エクステント対応×*2
スナップショット作成×*3×*3×*3×*3
遅延アロケーション××
チェックサム×*4××
透過圧縮機能××××
オンライン・デフラグ*5×××
RAID機能××××
対応RAIDレベル0, 1, 100,1,5(RAID-Z),6(RAID-Z2),10
ボリューム管理機能××××

表1 主なLinuxファイル・システムの機能比較 参考としてZFSも挙げた。BtrfsとZFSが極めて似ていることが分かる。


相変わらずひどい記事なんだろうが、少なくとも「ZFSの負け」と書いたつもりはないし、「brtfs vs ZFS のがちんこ勝負」という記事のつもりもない。2chに投稿した人の怨念は感じるから、過去に私の記事で相当迷惑をかけた人なのだろうね。まぁ、会う人ごとに「死ねば」みたいなことを言われる私だからこんなのは日常ですが、編集部に迷惑がかかるといけないので、事実誤認(と私は思う)は正しておこうと思う。

2009年6月3日水曜日

飯岡灯台まで


先々週にGIANT DEFY 3を買ってロードデビューしたばかりのT氏の希望で、飯岡灯台まで往復することにした。晴天ながら海からの風が冷たくてなかなか走り良い。T氏に合わせてペースを落として走ったことと、若干追い風ということもあり、往路は驚くほど楽だった。矢指ヶ浦の辺りから海岸の自転車道を走ったが、懸念した砂だまりも少なく、太平洋が一望できて快適そのものである。ただし、道路の継ぎ目が盛り上がっていて、気を遣わねばならないのが残念なところ。写真は自転車道から刑部岬方面を撮影した様子である。


飯岡灯台を登る坂では、T氏は残念ながら足付きした。ここより斜度で勝る太東崎灯台の坂を登り切った彼なら大丈夫かと思ったが、直線の上りのため、残り距離が見えてしまうのがいけないのかもしれない。


帰りはかなり疲れた様子だったので県道122号線をひたすら走ることにし、T氏を先行させた。T氏のペースで走らせるためだけど、復路はずっと向かい風で、初心者を風除けにしているみたいでなんだか申し訳なかった。途中、信号が切り替わるタイミングを読み違えたT氏が立ちゴケしてヒヤリとするも、幸い大事はなかった。ビンディングにも慣れていないんで仕方ない。野栄の「光しおさい公園」、蓮沼の道の駅「オライはすぬま」で休憩を入れた。「オライはすぬま」に立ち寄ったのは私も初めてだったが、ここの売店で買った「ミニたい焼き」が存外うまかった。名前通りのミニサイズで、補給食にちょうど良い。1個50円の安さも嬉しい。2個も食べてしまった。


オライはすぬまから自宅まで20kmちょっと。この間がかなり辛そうだったものの、何とか無事に帰宅できた。ロード買って2週間めで100km超を走りきるとはなかなかである。朝練もしているようだし、この分だと追い抜かれるのも近いかもしれない。


本日の走行距離:100.99km。平均速度:19.4km/h。最高速度:49.1km/h。

2009年5月28日木曜日

VistaのSP2がインストール不可

Windows VistaのSP2が出たので早速当てようとしたのだが、メインマシンにはどうしてもインストールできない。「SP1が無い」などと言うのだが、当然そんなことはなくSP1導入済みだ。システム更新準備ツールを使ってみたが、状況はまったく変化しない。うーむ、困った。巷でトラブルが頻出したSP1では問題なかったのに、SP2で問題が出るとは…。


スタンドアロン版でダメだったので、Windows Update経由での更新に期待したが、結局同じだな。面白いのは、SP1のインストーラは「SP1が導入済み」であることを判別できるのに、SP2のインストーラは「SP1が無い」と判断する点だ。チェックしているものが違うだけなんだろうけど。


今のところ解決策は「OSをインストールしなおす」しかないようだが、それはやりたくないな。まぁ、現状のままで問題ないんだけど、Windows Updateで文句を言われ続けるのがちょっと嫌だ。

2009年5月26日火曜日

笑ってはいかんが…

忙しくて死にそう…。それはともかく、久しぶりにOm Shivaさんのブログを眺めていたら、こんな突っ込みがw 思わずお茶噴いたよ。いやー、いかんですね。麻の葉ぐらい知っておこうよ…。「いや、これはカジイチゴの葉だ」と擁護してやろうと思ったが無理でした(笑)


まぁ、作者さんのことは全然知らないのですが、多分「Berry」で画像検索したんだろうなぁ…気の毒に。今は使ってなさそうだから、誰か指摘してあげたのかも。ITproに掲載されたもんについては、どうすべきか(しかもこれ白黒画像ってことは本誌に載ったのね)。うーむ。葉の写真だけだしなぁ…。とりあえず、今の修羅場が終わったら伝えるだけ伝えておきますか。


(2009/06/04追記)連絡したが「このまま掲載」という判断になったようだ。それはそれで一つの判断だと思う。私なら削除するが。

2009年5月16日土曜日

ダンシングで登ると楽

ダンシングの勘が戻ったので、例の坂にチャレンジしてきました。鼻歌交じりに…とはいきませんでしたが、8割ぐらいの力で登れました。落ち着いて坂を眺めると、中盤が一番勾配がきつくて、後半はやや傾斜は緩くなってますね。一番勾配がきつい部分はやっぱり12%を超えてる気がしますけど、それはほんとうに一部分だけ。改めて考えると激坂と呼べるような坂ではないですね。


比較的楽に登れるようになったので、これから丘山台で練習する際は必ず登るようにしましょう。あと千葉東金道路の脇にちょっとした坂を発見しました。10%ぐらいの一定の勾配の坂が200mぐらいつづいています。普通なら楽に登れるのですが、滑り止めの溝による段差がけっこうあって登りづらいです(登れましたが)。ここで練習しておくと、いろんな道路状況に対応できて良いかも。


本日の走行距離:41.98km。平均速度:19.4km/h。最高速度:42.1km/h。

2009年5月12日火曜日

また近場で坂練

昨日は1日中都内で仕事だったので間が空きましたが、また近場で坂練を再開しました。おとといよりもコツをつかんだのか、ダンシング可能な距離がのびてます。もっともまだ6~7%の坂を500mぐらい走れるというだけなので話になりません。しかしダンシングに慣れるにつれ、坂の巡航速度がかなり上がってきました。これはいい傾向かもしれません。


本日の走行距離:42.92km。平均速度:21.2km/h。最高速度:40.8km/h。

2009年5月10日日曜日

ダンシング練習


今日は午後から友人の結婚式に参加するために丸の内に行く予定だけど、朝起きたら晴れていたので、昨日に引き続きダンシング練習をしに出た。走ったコースは昨日とほぼ同じ。ただし、膝への負担を考えて例の(自分的な)激坂には行かなかった。代わりに6~10%程度の坂で、できるだけ長くダンシングすることを心がけて走った。


ロードバイクに乗り始めた当初は自然にできていたこともあり、ちょっと練習すればダンシングの勘も戻ってきて、短距離ならばかなりの急坂でも楽に登れるようになった。いわゆる「休むためのダンシング」も何となくわかってきた。ただし、ダンシングを維持する筋力が現状では足りないため、楽なバージョンであってもそう長くは続けられない。今後はできるだけ距離を延ばせるように、そして、シッティングと交互に繰り返せるように練習を積む必要がありそうだ。


本日の走行距離:36.5km。平均速度:21.5km/h。最高速度:43.1km/h。


友人の結婚式はなかなか良い雰囲気でした。

2009年5月9日土曜日

やっぱり辛い

3月18日の日記に書いた,正法寺からの12%の坂道を登ってきました。相変わらずキツイ。中盤から後半にかけて急に勾配が増すタイプの坂なので、精神的にも辛うございます。前にも書きましたが、絶対に12%は超えてるはず。特に左側がカーブのイン側になっている個所は15%はあるはず(根拠なし)。とはいえサドルに座っても前輪が浮かない程度なんで、普通の人ならガシガシ登れるんでしょう。どうにも非力です。


しかも今回はダンシングを交えて楽に…というはずだったのに、どうしてもダンシングに移行できず、結局また全部シッティングで登ってしまいました。足に力を入れすぎたせいで、登り切った後では眩暈がして立てなくなりましたよ。とりあえずシッティングで登れるのは登れるわけで、ダンシングさえうまくできればかなり楽に登れる……んでしょうねぇ。できなきゃ絵に描いた餅です。


その後、近くにある10%と11%の標示がある坂でダンシングの練習をしたり。11%の坂なんて滅茶苦茶楽に登れましたよ。やっぱり、あの坂が12%というのはどうにも納得できません。いずれにせよ練習あるのみです。


本日の走行距離:46.64km。平均速度:19.2km/h。最高速度:44.9km/h。

2009年5月6日水曜日

いつかはこういう坂を登れるのだろうか

ツールド美ヶ原の写真を見て,これまで自分が「坂」と思っていたところが平坦路に過ぎないことを思い知らされます。良くまぁ,こんな所を登って,しかもタイムを競うなんてことができますねぇ。自分も練習すればいつかは登れるようになるのでしょうか。


風張林道とか,あざみラインとかも目標ですね。5か年計画で練習を積みましょう。

2009年5月4日月曜日

登坂力をどげんかせんと


相変わらず坂道を速く登ることができない。フロントトリプルなのに8%程度の坂でも、インナーローまで落とさないと走れないのが原因だろう。といっても急に重いギアを踏めるわけもないし、私は膝に故障がある(昔、バイクで事故って靭帯が伸び切ってる)ので無理もできない。軽いギアのまま回数をこなして徐々に速度を上げていくのが一番良さそうだ。


というわけで、自分的に「キツイ」坂を3つ含んだ100km超のコースを走った。睦沢の道の駅→大多喜→B&G海洋センター脇の道を小苗まで→西畑→平沢→県道177号線→植野→松野→市野川→荒木根ダム→国吉→睦沢道の駅という感じのコースである。キツめの坂があるのは大多喜の西部田から道の分岐点まで、平沢ダム方面から県道177号線に抜ける道(写真上の分岐点を右に行った所)、松野から市野川に抜けるトンネルの手前(写真下)の3カ所。最初の坂は8%ぐらいだけど若干距離が長め、あとの2つは10%ぐらいで若干傾斜がキツい。


今日は出発時から妙に身体が重くて、しかも往路は終始向かい風だったので苦労したが、終わってみると疲労度はかなり少なかった。徐々に体力が付いてきたのかもしれない。ただし登坂スピードは依然遅いままだ。こんな状態では、フロントダブルのちゃんとしたロードを買えるのはまだ先になりそうである。


本日の走行距離:106.26km。平均速度:22.6km/h。最高速度:52.3km/h。


2009年5月3日日曜日

伝えておきます

立場は曖昧ですが,部外者ではなくなってしまいましたので,ご指摘の件については修正するように伝えておきます。活動実態がないUbuntu Foundationと,税金対策のための登記先であるマン島の名前を出さないようにすればいいのかな。前者については「英Canonical社」と書けないために回りくどい書き方をしたんでしょうね。とは言え「活動拠点」というなら「ロンドン」ですね。


IPAモナーフォントについては,ご指摘のようにコピペが原因のミスでしょう。毎回調査するだけの報酬はライターさんに払えていないでしょうから(実態は知りません),編集部の責任が大きいと思います。Ubuntuの日本語環境を見てそのままにしたんでしょうね(でもここでも「搭載」とは書いてない)。

2009年4月30日木曜日

霞ヶ浦まで往復


霞ヶ浦まで自転車で往復してきた。自転車で初めて千葉県外に出たことになる。ルートは、自宅から県道122号線で野栄→県道48号線で八日市場→県道16号線で佐原→水郷大橋を渡ってしばらく国道51号線を走ってから左折→稲敷大橋→浮島・和田公園という感じ。帰りもほぼ同じ道。心配していた八日市場から佐原までのアップダウンだけど、走ってみると坂と言えるような坂もなく普通に走れた。ただ道幅が狭く、ダンプが割と良く通るのでちょっと怖いときもあった。かといって別のルートは無いんですよねぇ(だからダンプも通る)。



写真は上から、佐原、利根川、霞ヶ浦の各風景。今日は天気が良くて、風もほとんどなく走りやすかった。復路で栗山川を渡る頃から強めの東風が吹いてきたぐらい。困ったのは、朝早く出たせいか、匝瑳高校の登校時刻にモロにぶつかってしまったこと。4月28日のブログに書いたチェーンの異音は(注油しても)まだ直っておらず、通り抜けるのが恥ずかしかった。



6時半に家を出発して14時には帰宅したので、そのまま自転車屋に自転車を持ち込んで異音の原因を調べてもらったところ、なんと原因は私がガイドプーリー前にあるチェーン脱落ガードの穴にチェーンを通すのを忘れていたことだった(笑) 今まで何も考えなくても正しくチェーンを通していたので、まさかこんなミスがあり得るとは思ってもみませんでしたよ(Webで検索すると同じミスしてる人発見w)。というわけであっさり問題は解決。ついでにブレーキやらいろいろ調整してもらいました。


本日の走行距離:141.35km。平均速度:22.0km/h。最高速度:45.5km/h。


2009年4月29日水曜日

relatimeが標準に

パッチがマージされたのは3月26日のことなんでいささか古い話題なのですが,Linuxではrelatimeが標準になっちゃいましたね。最近はSSDも出てきたんで,確かに分からんでもないですが,POSIXに規定されている動作を非標準にするのはどうかという気もします。atimeを従来通りに更新するには「strictatime」オプションを付けてマウントせにゃいかんようです。個人的には影響はないはずですが,問題が出たときのために覚えておきますです。


なお,relatimeの動作も変わったようで,mtimeやctimeより古い時刻の場合だけじゃなく,1日以上前の時刻だった場合は現在時刻に更新するようになったようです(パッチ)。これでtmpwatchのように「一定期間アクセスされていないファイルを消す」ようなプログラムが意図しない動作をしなくて済むわけです。逆に言えば,この改良が入ったからデフォルトにできたんでしょう。最初にrelatimeオプションを作成した,Red HatのValerie Aurora(Valerie Henson)氏のブログに経緯がまとめてあります。


(追記)FedoraとかUbuntuだと,独自にパッチを当てて結構前からrelatimeが標準だったりします(参考記事)。しかもこのパッチでは,atimeの更新間隔もカーネル・オプションで設定できます。標準は1日です。でもFedora 10だとこのパッチが落ちてるので標準ではatimeはアクセスのたびに更新されちゃいます(Bugzilla)。Fedora 11からはrelatimeが標準のカーネルになるので当然,標準はrelatimeに戻ります。

2009年4月28日火曜日

荒木根山コースを巡回


久々の自転車トレ。100km程度のコースのうち負荷が軽いところを走ろうと考えて選んだのが、いすみ市と勝浦市の境にある荒木根山をまわるコースである。時計回りの方が楽なので、今日は国吉→山田地区→県道174号線→市野郷→荒木根ダム→国吉という順序で走ることにした。


往路は追い風でなかなか調子が良い。天気も良い割に気温は低めで、絶好の自転車日和である。桜はすでに散っていて新緑が目にまぶしい。藤の花も咲いていたが、まだ色はさほど目立たなかった。国吉までの30km強は,自分としてはかなりのペースで巡航できた。ただ、昨日洗車して出がけにチェーンに注油したのだが、注油が足りないようで漕ぐたびにシャラシャラとチェーンが鳴って恥ずかしい。まるで整備不良のようだ(実際、そうなのだが)。


途中、源氏ボタルで有名な「山田川」の橋を渡る際に「川廻し」のトンネルを発見(写真上)。房総では別に珍しくはないが、いまだに見るたびに「おおっ」と思う。よその地域ではまず見られない風景だ。


県道174号線に入ってすぐはちょっとした登り坂だ。8~10%ぐらいかな。距離が短いので問題はない。登り切ったところにトンネルがあるが、今日はそこで3人組のローディとすれ違った。珍しい。ゴールデンウィークだからだろうか。トンネルを抜けるとあとは下り。途中、市野川の集落を撮影したのが下の写真。


本日の走行距離:86.41km。平均速度:22.6km/h。最高速度:47.3km/h。


2009年4月27日月曜日

初めてのLinux

スラドに「「初めてのLinux」、覚えてますか?」というストーリーが立ってた。私の場合は,当時使っていたFM-TOWNS(2F)で壁紙を使いたい…という動機でLinuxを始めました(笑) なにしろTownsOS(というかTownsMENU)はV2.1になるまで壁紙表示をサポートしておらず,当時からキモオタだった私は不満たらたらだったのでした。でもまぁ,TOWNS発売前に噂されていたMachは出ないし,V2.1を買う金もないしで1993年までそのまま使い続けていたわけです(というか生活面で色々あって1993年までTOWNSはあまり触れてなかった)。


そんな中,1993年11月にLaser5からTOWNS版を含む「SLS+JE」のCD-ROMが発売されます。1993年春に上京していたので,発売後すぐに当時池袋にあったLaser5までCD-ROMを買いに行きました。そして早速,接続していた120MバイトのHDDにインストールしたわけです。


CPUが80386DX,メモリーが6Mバイトなんで今から考えると超遅かったわけですが,Xも起動して壁紙も使えたのでかなり満足していました。ちなみに当時使っていたのは「Papa told me」の知世ちゃん壁紙です。xyoudanceなんかも動かしてました(笑) ただ,あまりにも遅いのでその年にCPUを「Cyrix Cx486DRx2」に換装したはずです。このCPUはバスクロックの2倍で動作する上,1KバイトのL1キャッシュを搭載していたため,かなりの高速化を実現できました。ただし,CPUを換装してからTownsOSがまともに動作しなくなり,それ以降,強制的にLinuxを使わざるを得ないハメになりました。そんなこんなで今に至るわけです。なお,CPU換装と同時期にCyrix製のコプロ(FasMathロゴの奴)も載せたけど,なぜかうまく動作しなかった記憶があります。いや動いたっけ?良く覚えていません。


ところでスラドのストーリーで言及されているブログには「初めてLinuxをインストールした時のことを、初めての彼氏とのデートや今の夫との最初のデートよりもはっきりと覚えている」という文章があるわけですが,私は40歳になろうかというこの歳までデートとかいうものをしたことがありません。当然,その先の領域にも足を踏み入れたことはないわけです。これからもないでしょう。まぁ,キモオタですから逮捕されていないだけでも幸運と言えます。

2009年4月25日土曜日

スーツ購入

友人が近々結婚するのでスーツを新調しなければならないことになった。曲がりなりにもかつては会社員だったわけでスーツは数着は持っていたが,すべて猫に引っかかれて穴だらけになってしまっている。私は超が付くぐらいのキモオタで服のことはまったく分からないし,逮捕されないために着るという程度の意識しかないが,さすがに結婚式に変な服を着ていくと友人に迷惑だろう。それに仕事で都内に行く機会も増えてきたため,必要になることもあるに違いない。


そんでまぁ,近所の「洋服の青山」に行ったのだが,何が何やらさっぱり分からんし,いつものように服屋にいるだけで変な汗が出てくる。1秒も長居したくない。この「場違い感」は一生治らないだろうな。店員さんがあれこれ聞いてくるので,結婚式に着ていくことと,貧乏なんで安いものをお願いするということだけを伝えて候補を出して貰った。候補を出してもらっても,どれが良いかなんて分からないのは変わらんし,どうせどれを着ても似合うわけないので適当に選んで購入した。こちらとしてはすぐ金を払って出たいのだが,こういった店は裾上げだの,ポイントカードの勧誘だの何だので,すぐには解放してくれない。困ったものである。


結局,滞在時間は15分ぐらいだったと思うが,主観的には1時間ぐらい拘束された気がする。疲れた…。だけどこれで最大のハードルは越えたわけで,結婚式には問題なく出席できそうだ。そういう意味では一安心である。


しかしいつも思うのだが,政府が「人民服」のようなものを決めて,それを着てさえいれば冠婚葬祭すべてOKとかにしてくれんですかねぇ。

2009年4月9日木曜日

KENWOOD U333購入


4/1から日経Linuxの臨時編集部員として働き始めました。仕事は自宅でできるのですが,急に忙しくなってあわあわしております。毎日仕事をする…というレベルから「がんばる」必要があって若干(いやかなり)情けないです(笑)


そんで今,Btrfsの特集記事などを書いているわけですけど,テストマシンが足りないんで,昨晩友達の家に車を飛ばして余ってるSC430を借りに行ったのです。ところがその際に,今まで使っていたmp3対応のCDレシーバ「KENWOOD f-CD99」が完全に死亡していることに気づきました。まぁ,前から調子は悪かったんですが,今回は何をしても「TOC ERROR」にしかならず,復活は無理そうです。読みやすい漢字表示が気に入っていたので残念ですが,もう5年ぐらい使ってるので寿命かもしれません。


普通なら買い替え候補は,同じ1DINで漢字表示可能な「KENWOOD U737」辺りになるんでしょうが,何しろ金が無いのでID3タグの表示は諦めて「KENWOOD U333」を買うことにしました。フロントにUSB端子があるのが良い点です。ムラウチで1万2800円(送料込み)だったので早速発注しました。

2009年3月27日金曜日

昭和の森散策


今日も雨が降らなかったので自転車で外出した。今週は膝に違和感があるのであまり無理はしないことにする(といいつつ坂が多いコースを選択したが…)。大網白里町の砂田集落を抜ける「関東ふれあいの道」を経由して、昭和の森に向かうことにした。自宅を出てすぐに陽が陰って肌寒くなった。半袖ジャージを着て来たが、これなら長袖の方が良かった。


途中、とある用水路に釣り人が群がっている風景を見た。かなり浅いポイントをミミズで狙っているようだった。季節的にのっこみの鮒かなと思うが、細仕掛けだったのでタナゴかもしれない。聞いてみれば良かった。



砂田集落内を抜ける切り通しの道(写真1)は狭い。しかも思ったよりも交通量があるので注意が必要である。この道幅では、対向車が来たら自転車でも厳しい。集落を抜けると素掘りのトンネル(写真2)がある。房総丘陵は砂岩質で柔らかいので、こうした素掘りのトンネルや物置代わりの穴がたくさん作られている。掘るのが楽ということは崩れやすいということでもあり、こうしたトンネルを通るときは短い距離でもかなり緊張する。写真のように大抵道幅も狭いし。



トンネルを抜けると同町の萱野集落に入る。ここにある上熊野神社周辺の風景(写真3)は、私のお気に入りだ。信仰の対象となるのが素直に頷ける神々しさがある。写真だとあまり分からないかもしれないが。お勧めの季節は晩秋。ただしここは道幅が狭いので車でくるのはお勧めできない。なお、ここから昭和の森までは12%ぐらいの傾斜を交えた坂道が続く。1kmぐらいは登り基調なので走り応えがある。傾斜が楽なポイントが交じってるのでそんなにきつくはない。ただしここも道幅が狭いので車に注意が必要だ。



昭和の森公園内も結構アップダウンがある。特に「中央林間ゾーン」から「レクリエーションゾーン」に抜ける道は、傾斜と距離がそこそこあって割ときつい。展望台から大網市街を撮影したのが写真4である。公園内の桜は、早咲きの樹(河津桜?)は満開だったけど、ソメイヨシノはまだ開花したばかりか3分咲きといった感じ。今週末はまだ花見には早いかもしれない。菜の花はキレイに咲いていた(写真5)。コンデジでAFだと蛍光色の対象にピントを合わせるのが難しいのか、菜の花はいまいちキレイに写らない。



昭和の森公園から大網街道を渡って日本航空研修センターまで行き、そこから大網方面に下りたのだが、この道は大失敗であった。急傾斜の上、苔と落ち葉、未舗装路並に荒れた路面と危険極まりないのである。怪我しない内に途中で下車して、歩いて下った。ただ凄い切り通しで、雰囲気は良かった(写真6)。


本日の走行距離:60.16km。平均速度:18.1km/h。最高速度:41.0km/h。


2009年3月24日火曜日

ワクチン接種


猫2匹を連れて動物病院まで行って来た。延ばし延ばしにしていたワクチン接種に行ったのである。ワクチン接種を延期していたのは、接種そのものに多少リスクがあることと、必ずしも毎年打たなくても良いものだという話を聞いていたからだ。どちらの猫も1年半ぶりぐらいになる。完全室内飼いなので3種混合ワクチンを打った。どうせなら5種を…と以前打ってもらおうとしたら、獣医さんが不機嫌になったので結局、3種のままだ。まぁ、5種は3種よりもリスクが高い面があるので3種で十分ならそれでいいんだけど。


いつも1匹ずつ連れて行くのだが、それだとこちらが精神的に辛いので(猫が車内で泣き続けるのを聞いてられない)、新しいキャリーバッグを買って同時に連れて行くことにした。写真の製品を買ったのだが、コンパクトに折りたためてなかなか良い。安いし。しかし誤算だったのは、これはケージであって、キャリーバッグではなかったということ(パッケージにも書いてある)。持ち運び用の取っ手もベルトも無いので、左右上部のワイヤーを掴んで持つしかない。あまり長い距離は持ち運べないので注意が必要である。


ワクチン接種時に体重も測ってもらった。ジルが6kg、カレンが4.7kgだった。どちらも太り過ぎだ。

2009年3月23日月曜日

浴槽に落下

ジルの糞問題も一段落し、さて風呂にでも入ろうと浴槽にお湯を張っていると、今度はカレンがジルと追いかけっこして遊んでいる最中に浴槽に落下するイベントが発生しましたよ。パニックになったカレンは、当然ずぶ濡れのまま家中を走り回ることに…。まぁ、糞と違って濡れるだけで済みますからいいんですけどね。タオルで拭こうとしても逃げて無理なので、コタツに追い込んで電源を入れてあげました。


それにしても今日は、猫と飼い主にとって厄日ですよ。

尻から糸

朝にひと仕事して、昼に一階に下りてくると、ダイニングキッチンの床に猫の糞が点々と落ちていた。結構広範囲に落ちているし、擦り付けたような個所もある。泣く思いで処理&清掃しつつ、ちょっと心配になる。うちの猫は、おしっこはともかく糞の粗相はこれまで無かったからだ。しかし、すぐに原因と犯人が判明した。


年下のジルの尻から、細いビニール糸が垂れているのだ。どうやら手製のおもちゃのビニール紐を割いて食べてしまったようだ。それで今朝糞をした際に、糞が糸でぶら下がったままになったのに驚いて、キッチンまで来て落としたのだろう。ビニール糸を引っ張ってみたが、全部は取れなかった。まぁ、次の排便では全部取れるでしょう。

2009年3月19日木曜日

ムダヅモ無き改革


今日も晴れたので自転車練習に出かけました。目的地は定番の太東崎灯台に設定。おとといと同じぐらいの強風が終始吹いており、かなり体力を消耗しました。おまけに往路は完全に向かい風です。ちぃとも進みません。少しでも風除けがある住宅地の間の道をダラダラと走りました。


んで太東崎灯台のいつもの坂道ですが、ダンシングの練習をしようと思っていたのに、結局は全部シッティングでのんびり登ってしまいました。傾斜が緩過ぎるせいでしょうか。かといって傾斜がキツいところだと練習するのも怖いしなぁ(そうか。平地で練習すればいいのか)。そうそう、昨日登った坂との比較ですが、明らかに太東崎灯台の方が楽です。傾斜も距離も。


帰りに麻雀博物館の前を通った際、大和田秀樹の「ムダヅモ無き改革」のポスターが貼ってあったので笑ってしまいました。面白い漫画でしたが、あれを麻雀と呼べるのかどうかにはちと疑問が残りますw


本日の走行距離:54.59km。平均速度:19.5km/h。最高速度:34.1km/h。


2009年3月18日水曜日

なまりきっている…


昨日、「ここを登るといい練習になるかもしれない」と書いた正法寺から季美の森に抜ける12%表示のある坂道を登ってきました。一応、足付かずに登れたけど、マジでギリギリでしたよ。登ったところにある「あけぼの公園」のベンチでしばらくぶっ倒れていたぐらい。たった12%のしかも全長400m未満の坂道でこれとは情けない限りです。しかし部分的に12%とは思えないような傾斜でかなりきつい坂だったのは確かです。太東崎灯台の坂よりは確実にきつい。うまくダンシングを交えて走れると良いのでしょうが、いつの頃からかダンシング出来ない身体になっています。また練習しないといかんですねぇ。


この坂で足を使い切って、あとはヘロヘロ状態でした。東金インターからの坂道でひいこら言っていたほどです。まぁ、慌てずに徐々に体力を付けていきましょう。ここしばらく入院患者並みの生活でしたから、体力が落ちているのは仕方ないです。


帰り道、128号線より海側の南白亀川の土手沿いに河川管理用の道路が作られているのを発見しました。距離は短いですが、下手なサイクリングロードよりも快適な道で走っていて気持ちいいです。福岡小学校あたりまで続いているといいのですが。


家の近くの道で水仙を撮影した。もう水仙の時期も終わりで、萎れたり散ったりしているものも多いようです。


本日の走行距離:38.44km。平均速度:17.4km/h。最高速度:41.0km/h。

2009年3月17日火曜日

雄蛇ヶ池近辺を散策


以前、車で千葉東テクノグリーンパーク内を通過した際に、ちょっとした坂道があるのを発見したので、今日はそこまで自転車で行ってみた。ついでに東金市の観光スポットでありながら、これまで見たことが無かった「雄蛇ヶ池」にも寄ってみることにした。


家を出た途端に台風並みの強風で参る。砂埃が舞って目と肺に悪い上、ちょっと油断するとハンドルを取られて倒れそうになる。しかも往路は完全な逆風。坂道を登るのと変わらない負荷である。平地でインナーにしたのは初めてかもしれない。それでも雄蛇ヶ池までは片道10kmぐらいなので、まぁ、問題なく到着した。なかなか大きな池である。バス釣りで有名らしい。波の様子を見ても風の強さが分かるだろう。



池のそばにも坂道があったので登ってみた。斜度は8%ぐらい? ちょうど水神社の上あたりに小さな展望台があった。そこからも写真を撮ったが、埃が舞って遠景が霞んでいる。こういうのを見ると春っぽさを感じる。


その後、小野楠公民館のそばを通って工業団地方面に抜けようとするが、「壁」に見えるような激坂があって登るのを断念した。遠目に見ただけなのではっきり分からないが、20パーセント以上はありそうな感じだ(Google Mapで見ると25パーセントぐらいあるかも)。いずれはここも攻略してみたいが、今は無理だ。一度、国道126号線に出て、東金インター入口の信号から工業団地に向かう。6~8%のゆるい坂が5~600m続いていていい感じである。もう少し長いといいんだけど。カインズ東金流通センターの裏手に10%の坂があってそれも登ったが、これも短い。


結構良さそうだったのが、季美の森東5丁目あたりから正法寺に抜ける坂だ。12%という表示だったが、下りのせいかそれ以上に感じた。ここを登るといい練習になるかもしれない。ただ若干交通量が多いのが良くない点だ。坂を下りた辺りで急に雲行きが怪しくなってきたので、さっさと帰ることにした。案の定、途中で雨が降ってきたが、大して濡れないうちに帰宅できた。


本日の走行距離:34.90km。平均速度:18.4km/h。最高速度:42.5km/h。

2009年3月12日木曜日

ラ博に行ってきました


3/7の土曜日に新横浜のラーメン博物館に行ってきました。神奈川は渋滞が凄いのでなかなか行く気にならなかったのですが,新車を買った友人が是非というので付き合いましたですよ。


最初は佐野氏の「支那そばや」でミニラーメン(写真1)を食しました。はっきり言って佐野氏の言動は嫌いなのですが,ラーメンは美味かった。こんだけ美味けりゃ文句ないです。特にスープ! 大別すると「上品な醤油ラーメン」ということになるのだけど,塩味も旨味も脂も適度にパンチがあって物足りなさは一切無いですね。一方の麺は,あまり私の好みではない「ひやむぎ」っぽいストレート麺でしたが,これも良くスープを吸い込むので重点をスープに置いて味わう分には悪くない感じではあります。



続いて前日にオープンしたばかりで凄い行列だった「牛乳屋食堂」でミニラーメン(極太麺,写真2)を食べました。牛乳屋食堂は会津の芦ノ牧温泉にあるラーメン屋で,いつも喜多方遠征の際に検討だけはするのですが,営業時間が計画に合わずに断念してきたお店です。支那そばやと同じ醤油ラーメンでもこちらは対照的に麺が凄いです。乱切りの縮れ極太麺は「だご汁」を思わせる食感の特徴的なもの。スープの方はそれに合わせるためでしょうけど,かなり塩っぱいです。個人的には塩辛すぎましたが,それでも美味い範疇です。ここ一軒だけの訪問ならスープ完飲しても良かったですね(しませんでしたが)。



次に旭川ラーメンの「蜂屋」でミニラーメン(醤油,写真3)を注文。焦がしラードと鯵のダシが売りのラーメンを出すお店です。実際に食してみると,かなり癖があります。以前食べた「五行」ほど「焼き鳥味」ではありませんでしたが,それを思わせる「んんんんん?」という味です。説明になってませんね(笑) 正直,美味しいとは思いませんでしたけど,この味に慣れるとハマっちゃうんだろうなぁとは思わせました。こういうお店でも気軽に行けるのがラ博の良いところです。



次に和歌山ラーメンの「井出商店」でミニ中華そば(写真4)を食べます。感想は,臭過ぎ!塩辛過ぎ!という感じです。臭味も旨味あってのものなら良いですが,ここはちと旨味が弱いです。というかそういうのを一切合切感じないぐらい塩辛過ぎです。牛乳屋食堂なんて目じゃありません。私のだけ作り間違えたのかと思ったぐらい。でもまぁ,こういう強烈な味って,慣れちゃうと麻薬的な魅力があるんですよねぇw あ,蒲鉾は魚の味がしっかりしていて美味かったです。



最後は博多ラーメンの「ふくちゃんラーメン」でミニラーメン(写真5)を注文しました。あ,このお店は明太子の「かねふく」がやってるチェーン店の「ふくちゃん」とは別のお店です。昔は藤崎にあって,今は野芥というか田隈というか,要するに福大の近くにあります。で味の方ですが,私がもっとも嫌いなタイプの豚骨ラーメンでした。ラードばかりが多くそれに合わせてカエシ強め,さらに味醂っぽいわざとらしい甘味がどうにもダメです。山岡家を博多風にした感じかも。まぁ,この辺は好き好きですよねぇ。私は「しばらく」とか(80年代前半ぐらいまでの)「長浜屋」とか食べて育ったので,どうしてもそっち系の味が好みです。


腹ごなしに清川村で風呂に入ったあと,八王子に向かって八王子ラーメンの名店「みんみん」でチャーシューメン(写真6)を食べました。わざわざ外房から(竹岡系に似た)八王子ラーメンを食べに行くというのがなんとも倒錯的で良いです。味はというと,醤油と玉ねぎ,ラード,化調が絶妙にマッチしていてもちろんの美味さです。正直,ラ博でもここに勝っているのは「支那そばや」ぐらいかもしれません。いや,もちろん私的にという意味ですけど。それにしても,豚+醤油+玉ねぎという組み合わせはベストマッチですよ! 竹岡系,八王子,燕三条系いずれも抜群の美味さです。もっと広まると良いのですが。


Possible data loss in Ext4

KDE 4のような多数のファイルに書き込みするような環境でext4を使っているとデータが消える可能性があるというお話。Ted Ts'oの説明によれば,遅延アロケーションによってデータが長時間(60秒とか)ディスクに書き出されないことが原因らしいです。でもそれは遅延アロケーションの特性だし,それで問題が出るのは実装に不備があるからですよねぇ。Tedは「crappy application」のせいだとか書いてますが。あ,ちなみに問題はext4だけじゃなくてXFSなど遅延アロケーションするfs全般にあるそうです。


データを強制的に書き出すケースを増やすことで対処するらしいですが,ちょっと場当たり的な印象を受けてしまいます(何か説明も歯切れが悪いし)。パッチは2.6.30に入るそうです。2.6.30を使うまではあんまり負荷かけるのは良くなさそうですね。私のところでは今のところ問題はありませんけど。


(追記)なんか複雑な問題かと勘違いしていたけど、単純に遅延書き込みの間隔が延びたんで、その間にシステムが落ちるとディスクに反映されないファイルが増えるということだったんですね(ちゃんと英文読んどけ)。まぁ、それはしゃーないかとw。 大事な設定ファイルなんだったらアプリ側で防衛しようという話の流れも自然でしたね。すいませんTedさん。

2009年2月24日火曜日

新車で高崎に


友人が購入したFitの納車日(2/22)に合わせて高崎にラーメンを食べに行きました。昨年11月に友人が貰い事故をした際,代車として出たのがFitです(関連エントリ)。このときも高崎に旅行しましたが,その際の印象があまりに良かったため,そのまま購入活動に入って見事20万円引きを獲得して購入に至ったようです。


我が家を出発したのは昼過ぎ。「だるま大使」の2号店に直行して,それからいくつかの店を回りつつ帰ってくる予定でしたが,途中で空腹感に耐えかね,急きょ予定を変更して野田市の「もちもちの木」に立ち寄ります。本店は白岡で野田店は支店ですが,私はここにしか行ったことがありません。中華そば(中)を食べました(写真上)。煮干しの効いた熱々の和風スープは永福大勝軒を彷彿とさせる味。ただ,あそこよりも旨味が強い印象を受けます。久しぶりの訪問ですが大満足でした。


食後,16号線から新4号パイパスを通り五霞町まで行き,そこから栗橋を抜けて125号線に入ります。そのまま行田バイパスに行く予定でしたが,車線変更に失敗して高柳交差点から県道3号線に乗ってしまいます。どこかで右折してコース復帰せねば…と思ってあたりを見回していると「鷲宮神社まで2km」の案内板を発見。まったくの予定外でしたが,これは行くしかないでしょう(笑) 詳細は語りませんが,以下に写真をいくつか載せておきます。日曜日の16時過ぎというのに結構(それっぽい)人がいて驚きました。まだまだ人気があるようです。交通安全のお守りを購入して神社を後にします。









次に向かったのは,太田市の「ハングリードラゴン」というお店。「だるま大使」とはまた違った方向の濃厚長浜豚骨ラーメンを出すということで,かなり期待していた店です。食べたのは「長浜ラーメン」(写真下)。「こってり」やそれを上回る「ごってり」などのオーダーが可能ですけど,今回は標準の味で。いやー,濃厚でした。これが基本ならごってりとかどうなるんでしょう。味的にも素晴らしいです。長浜系の味を外さずに脂を効かせてあります。それとバランスを取るためにカエシはやや強め。麺は長浜系としてはやや太めですが,しっかりカルシウムが入ったパキパキしたものでかなり好みです。後続店のことを考えて替玉はしないつもりでしたが,ついつい頼んでしまったほど。これから巡回店に入れてもいいかも。



食後,少しでも腹を減らすため「前橋駅前天然温泉ゆ〜ゆ」で入浴。前回は行き損ないましたが,今回は間に合いました。駅前の立地で600円の入浴料は素晴らしいです。源泉温度が57度なので可能なんでしょうね。しっかりとした強塩泉がじゃんじゃん掛け流されています。鉄分が多いせいか金気臭がするのが良いですね。若干,アブラ臭も感じました。


最後にいつもの通り高崎の「だるま大使」を訪問しました。到着時間が遅かったので2号店ではなく本店に行きます。相変わらず盛況で,駐車場に車を停めるまでに少し時間がかかりました。もう少し駐車場を広げてほしいといつも思います(今もそれなりに広いのですけど)。注文したのはこれまたいつもの通り「だるまラーメン」を博多麺で。相変わらず美味いです。この玉子の黄身風味の独特の濃厚スープが美味いんですよねぇ。脂もすごいです。残念ながら腹がすでにいっぱいだったため,替玉はせずじまいでした。ここに来て替玉しなかったのは初めてです。もう歳ですねぇ。


帰宅途中,水海道の「人生」の前を通ってみましたが,すでに24時を過ぎていたせいか閉店していました。ここは次回の遠征時にでも行くことにしましょう。すっきりした醤油味のラーメンが食べられるようです。それで帰宅したのは3時過ぎ。友人はそのまま我が家に泊まって,23日の13時頃に帰ったようです(ようです,というのは私は爆睡していたため)。お疲れ様でした。前回も思いましたけど,Fitは実に良い車です。普通に走ってリッター20kmの燃費は素晴らしいです。