2008年9月10日水曜日

我が家の猫紹介 その1


我が家に最初にやって来たのは,写真のカレン(3歳♀)だ。福岡県のとある町役場が設置した罠に母猫や兄弟姉妹と一緒にかかっていたらしい。近所の人が見かねて罠から救出し,そのうち私の実家が引き取ったのがカレンだった。獣医さんの見立てでは,生後2カ月ぐらいだったようだ。名前は妹が付けた。


非常に臆病な子猫で,実家で暮らした3週間の間はほとんど懐かなかった。その後,車に乗ってはるばる1200kmも離れた千葉にやってきた。2005年8月のことだ。うちに来た当初は,洗濯機の裏に隠れたまま丸一日ぐらいは出てこなかった。ご飯を食べている間と寝ている間はおとなしくなでられていることが分かったので,機会があるたびになでてやっていたところ1週間ぐらいで慣れた。写真下はその頃の様子。


2度目の予防接種も済ませ,3カ月ほど経ったある日。2階の階段部分で,カレンが盛大に吐いている音で目が覚めた。見に行ってみると,1mぐらいの(ちぎれた)マンソン裂頭条虫が階段を這っているではないか。捕獲時に一応寄生虫の駆除はしていたようだが,その際は卵だったのか生き残っていたのだ。思い返してみると,たくさん食べる割にあまり太らず,何よりも毛がパサパサしていた。条虫が栄養を横取りしていたのだろう。すぐに獣医さんに行ってプラジクアンテルの大きな錠剤を飲ませてもらった。


1回の投薬で虫は無事に落ちたようで,栄養状態が改善したせいか毛の黒色が濃くなった。活発度も増して喜ばしかったのだが,いささか活発過ぎて,こちらがヘトヘトになるまで遊んでも満足しないのには参った。家中の障子や網戸,畳がボロボロになったのもこの頃だ。写真でもそのボロボロぶりが分かる(笑)


その後,最初の発情期を迎えたあとに不妊手術をして少し落ち着くものの,すぐに以前にも増して活発に。さすがにこれは遊び相手がいた方がいいと判断して,2匹めを迎えることに。2匹めについては次回でご紹介。


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