2008年11月8日土曜日

湯郷 紅小町が休館

高崎から戻ったのは深夜で,友人はそのまま我が家に泊まりである。翌日,買い物に行くついでに温泉でも入ろうということになり,またまた代車のFitでプチ遠出である。目的地は,なかなかの濃さの強塩泉が楽しめる栗源の「湯郷 紅小町」に設定した。ここはあの緑営グループによって2001年に開発された温泉だ。その後,経営は東日本温泉に移り「湯郷グループ」の一つとなっている。なお千葉には,富里にこのグループの温泉がある。また成分の濃さで有名な埼玉の「白寿の湯」もこのグループの温泉である。


ところが現地に着いてみてびっくり! 休館を知らせる案内がドアに貼ってあり,駐車場にもロープが張り巡らせてある。どうも2008年8月末で休館したようである。お客さんも結構入っていたのになぜ?と不思議に思いつつ,「そういえば近所に別の温泉施設があったな…」と思い出して「天然温泉リゾート 美人の湯カーニバルヒルズ」(なんつー名前)に行くことにした。


このカーニバルヒルズ,タオル・バスタオルと館内着がセットとは言え1200円の入館料は辛い。そのせいか,土曜日の昼間というのに館内は結構空いていた。オープンから2周年というだけあって,設備はきれいだし充実しているのは良い点である。食事やマッサージなどは館内着のままで可能である。なんと足湯を使いながらの食事もできる。ただお湯の方はあまり力がない。かなり加水してある上に基本的に循環で,浴感としては物足りない。どうも離れた位置にある源泉から泉水を車で運んで来ているようで,多量にはかけ流せないらしい。小さくても良いので源泉槽があると満足感が向上すると思う。


なお,客同士の会話からすると「紅小町」の休館の理由は,温泉の枯渇にあったようだ。台地上にある化石海水型の温泉なので,じゃんじゃん使っていれば10年もせずに無くなってしまうのだろう。かけ流し好きには耳の痛い話である。

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