2010年7月6日火曜日

喜連川早乙女温泉に行く

7月3日の土曜日はどこかに遠征に行こうかという計画があり、草津温泉や新潟の燕などが行き先候補に挙がっていた。しかし先週の木曜日の夜から翌日の朝まで、中学の同級生である革命家・外山恒一らと飲んだ酒の影響が残っていて、当日どうにも体が重い。そこで行き先を近場の喜連川早乙女(そうとめ)温泉(栃木県さくら市)に設定し、10時前に友人の車でぶらりと家を出た。早乙女温泉は、強烈なアブラ臭を伴う硫黄泉が最大の特徴の温泉で、関東近郊では珍しく強烈な浴感が味わえるのがお気に入りである。



東金から松尾、成田を抜けて、安食、取手と渋滞が少なそうな道を進む。同行者が出発時から空腹を訴えていたし、ちょうど昼になったこともあるので、途中、ラーメン二郎 茨城守谷店に立ち寄った。2009年6月オープンの新しめの店だ。湿度が高く、気温も30度を超える中、到着時には15人ほどの行列が出来ていた。最近の二郎人気のせいか、女性やご高齢の客も多く、ロットは若干乱れ気味。待ち時間は正確には覚えてないけど40~50分ぐらいかな。小ラーメンを頼んだせいか、ラヲタ臭のする外見のせいか、ロット尻を任されてしまってちょっとプレッシャーを感じた(笑)。出てきたラーメンは、乳化具合こそやや物足りないもののバランスの取れたもので大変美味しゅうございました。二郎系としては偏ったところが少なくて、三田本店に近い印象かな。体調もあって、ゴロリと大きな豚がきつかったですが、とりあえず1ロット内で食べ終えて店を後にした。



守谷からは常総バイパスを北上。途中、素敵な名前の駅を見つけて、つい立ち寄ってしまいましたわ。もっとも、読み方は「くろご」のようですわね。鄙びた無人駅でいい感じ。



その後、国道294号線を若干進みすぎたせいで、芳賀町の中心部の方に寄り道する形になってしまった。そこで見かけたのが「モテナス芳賀」というショッピングモール。これは「もてなす」の意味と、「茂木」(もてぎ)、「那須」(なす)という地名を重ね合わせた名付けだろうとそのときは推測したのだが、帰宅して調べてみても地名の方の意味は無さそう(?)。なんかがっかり。


喜連川早乙女温泉には16時に到着。ここは18時以降は入場料が600円になる(通常は1000円)。これまではいつも19時ぐらいに入浴していた。料金が高い時間帯だからか、いつもよりも先客が少なくて大変快適だった。お湯は相変わらずの異臭(笑)で満足度高し。とても濃い泉質だが、これでも加水あり(温度調節のため)とのことである。恐るべし。頭を洗っていると「自分は頭をきれいにしているのか汚しているのか」という疑問すら浮かんで来るのも毎度のこと(シャワーの湯も源泉使用)。ちなみに源泉温度70度超で非加温、さらに掛け流しという素晴らしさである。



17時過ぎに温泉を後にする。せっかくここまで来たのだからと、「正嗣」の氏家店で餃子を食べることに。昼に食った二郎がまだ残っていて、店に入るまでは「焼き2か3」にしておこうと考えていたのだが、なぜかついつい「焼き4」と頼んでしまう。1人前は6個だから、24個ということになる。10個食った時点で箸がいったん止まるが、油が軽く、全体に淡白な味付けなので完食できた。淡白といってもしっかり味はついていて、タレ無しでも美味い。むしろタレ無しの食べ方に移行した後半の方が、皮の美味さをしみじみと感じられた。



帰路は、喜連川、那須烏山、常陸大宮、那珂を経由して茨城県側に出る。満腹で食欲は一切なかったが、ここまで来たら、ひたちなかの「とんこつ家」に寄るしかないだろ!ということで訪問。店名から家系を連想するが、ここは細麺の博多ラーメンのお店である。骨髄の味がしっかり出た本格的なスープが楽しめる。「まる」が基本で、それに辛味を加えた「かく」というメニューもある。この日は「ねぎ豚骨(まる)」を注文した。相変わらず美味い。替玉をする余力がなかったのが大変残念だ。


以降は完全に運転を友人に任せ、ほとんど寝た状態で帰宅。日頃はあまり無いことなので、これを見ても、当日いかに体調が悪かったかが分かる。帰宅経路は国道51号線で鹿嶋まで、そこから国道124号線で神栖、利根川渡って東庄、旭と経由するルートだった模様。お疲れ様でした。

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