2009年11月18日水曜日

トラヴィックなかなか良いです


購入したトラヴィックは、先週金曜日に納車されました。300kmぐらい乗った感想ですが、かなり気に入っています。特に高速安定性は素晴らしいの一言。路面の凹凸や轍からの突き上げ&ブレをきれいに吸収して、驚くほどの直進性を見せます。最良の直4と言われることもあるZ22型エンジンも、ハイパワーとは言えませんが充分なトルクと回りの良さがあり、どの速度域からも気持ちの良い加速が可能です。音も静か。これはちょっと病み付きになるような走行感ですよ。ゴールド免許に傷が付く可能性アリです(気をつけないと)。


柔らかめのサスセッティングのCパッケージということもあり、低速時にはそれなりの揺れやロール感があります。なんでワインディング走行なんかは得意ではありません。もっとも、車体剛性が高いため、ミニバンにしては走る方でしょう。また、7人乗りにしてはコンパクトですが、車体が長いので路地なんかではバスのような運転になります。これまで所有してきた車とは全然違うので、個人的にはこうしたところも面白く感じています。


それに分かってはいましたが、車内が広いですね。特にサードシートを収納してしまえば、フラットな荷室が確保できます。セカンドシートまで畳めば、前後輪外した自転車も積めますね(前後方向には余裕ありませんが)。


こんなに面白くて実用的な車が50万で買えたのには大満足です。いやぁ、いい買い物したなぁ。これからちょくちょくトラブルも出るでしょうが、それはその時になって考えましょう。仕事が詰まってなければ、長旅に出たいです。


なお、私が購入した年式のトラヴィックは熱線反射フロントガラスを採用しているため、(マーチで使っていた)一体型ETCユニットは使えないのではと思っていましたが、ダッシュボードの上奥(上面エアコン吹き出し口の後部)に設置することで問題なく使えています。これはラッキーでした。また、1DINスペースがDVDナビで占領されていたので、オーディオをどうしようかと悩んでいましたが、LINE-OUTがとれるiPod接続ユニット「SUNTAC CCIP-402/A」を購入して解決しました。助手席下のAVマスターユニットにRCA入力端子があり、そこに接続することでiPodの音声を出力できます。これでFMトランスミッターを使わずに済みました。


2009年11月9日月曜日

車を買いました

懸案事項の1つだった車購入問題が解決しました! 決めたのは平成14年式のスバル トラヴィック(Cパッケージ、銀)です。走行距離がたったの4400kmかつ室内保管(立体駐車場)で、7年落ちとは思えないほどキレイだったのが決めてでした。車両価格は50万円。登録・車検費用込みで乗り出しは73万円ほど。納車は今週末ぐらいになりそうです。写真などは納車されてから公開します。


9月9日に話題にした際は真っ先に候補から落としていたのですが、室内の広さと運動性能、足回りの良さに比べて価格がかなり低いため気になる存在ではありました。ですが、ランサーワゴンのラリーアート仕様の良程度車(走行1万4000km、三菱認定中古車)が80万円ほどで出ていたこともあり、気持ち的にはそちらに惹かれていたのです。こちらはこちらで(最後期とは言え)GDIエンジン搭載という問題があったため即決というわけにはいかなかったわけですが…。


しかし、9月10月と仕事でアップアップしている間に、その狙っていたランサーワゴンが売れてしまったことで、その目が無くなります。そこで「ワゴン車を中心に実車を幅広く見てから車種を絞ろう」と戦略を変えて、10月31日に千葉・群馬の中古車店を回ってみたのです。最初に行ったお店には、平成12年式のレガシィランカスターが50万円で出ていて、それが目当てでした。このランカスターも割と良かったのですが、荷室の広さをメジャーで測りながら友人と「自転車積むには少し狭いかも」などと話していると、営業の人が奥から持ってきたのが、購入することになったトラヴィックでした。こちらからトラヴィックという単語はまったく出していないのに、気になる車(しかも極上程度)を出してこられたので、内心かなり動揺しました。「こいつはエスパーか」と。冷静に考えれば、営業に伝えた「総額70万円ぐらい」という条件で程度が良いミニバンといえば車種は限られ、しかもランカスターとは言え、レガシィを見に来た客なんで、トラヴィックを勧めるのは不思議ではないわけですけどね。


このトラヴィックは「いい出物」という言葉通りのピカピカで、試乗しても足の良さがはっきり分かりました。噂通り、柔らかいのにしっかり踏ん張る。シートも適度な硬さで長距離が疲れない感じ。エンジン音は若干大きめだけど、うるさいとか言うレベルではない。正直、このまま決めても良いのでは…と思いましたが、さすがに即決は駄目だと自制して、予定通り他の店も回ることにしてその場を離れました。そんで、伊勢崎で日産のアベニール(MT車)、前橋でトヨタのマークIIクオリス(走行2万2000km)を見たわけですが、アベニールは車内が煙草のヤニでネトネトしていて速攻不可でした。クオリスは上程度だった上、一番音がすると言われる直4モデルにもかかわらず流石の静粛性、(荷室高を除く)荷室の広さ、パワーシート/電動サンルーフなどの豪華装備、トヨタのサービスに対する安心感などがありグラグラと来ましたが、所有する面白さと車の程度的にトラヴィックの方が上と判断し、翌日には契約を済ませました。これから年末進行で他の車を見る時間も無いし。


短期間で決めた割には、タイミング良くいい車にめぐり合ったと満足しています。懸念があるとすれば買った後のメンテでしょうか。買ったのが日産系の店だったため、日産の中古車保証が付いてるのですが、持ち込んだ際に嫌な顔をされそうでちと不安です(笑) なにしろ、スバルの販売店でも露骨に嫌がるところがあるそうですから。そのスバル店にも、スペアキーを作るために行かないといけません。トラヴィックは全車イモビ付で、(エンジンがかかる)スペアキーは申請しないと買えないようなので。あと、ついにMT車のオーナーじゃなくなったのが、ちと寂しいです。