2010年7月15日木曜日

Radeon HD 5830搭載ビデオカードを購入

「NL-Means」という優秀だけど激重のノイズフィルタがある。定格動作のi5-750だと、普通に1fpsぐらいでしか処理できないぐらいの重さだ。GPUに処理を任せるモードがあり、それを使うと、GeForce GT 240搭載ビデオカードでは3fpsぐらいに高速化する(笑) なお、エンコ速度は出力サイズ1280x720、x264使用、自動フィールドシフト使用という条件で測っている。処理を簡略化した「NL-Means Light for GPU」というのもあって、そっちだと触れ込み通り、さらに3倍程度高速にできる(10fpsぐらいになる)が、設定を詰め切れていないせいかオリジナルほどはうまくノイズを取れない気がするので使っていない。←(追記)これは単純にオリジナルの初期値が強い(強すぎる)ことが原因だったようだ。



そんなわけで高性能なビデオカードを買ってみることにした。買ったのは「Radeon HD 5830」搭載の玄人志向のビデオカード「RH5830-E1GHD/DP/OC」である。A-PRICEという店で通販で購入。価格は送料込みで1万7800円で、かなり安く買えたと思う(今見たらさらに500円引きになっている。むきー)。人生初のミドルレンジのビデオカード購入である。補助電源が必要なビデオカードも初めてだなぁ。


本日製品が届いたので早速装着した。カード長が259mmもあってHDDと干渉してしまい、HDDを1台移動させねばならなかったが、それ以外の問題はなかった。なお、6pのPCI-E用電源が2つ必要なので注意が必要である。


それで問題のNL-Meansの処理性能だが、なんと8fpsに向上した。これだと24分のアニメが1時間半ぐらいでエンコできることになるので、かなり実用的である。この状態でGPUのロード状態は40%強。さすがはシェーダ数が1120もあるGPUは違うのぅ。さらにこのカードはDX11に対応しているので、NL-MeansフィルタのDX11版が利用できる。そっちだとさらに速くなるようだから、後で試してみよう(なお、NL-Means Lightだと15fps強だった。これはCPU側の処理が足を引っ張ってる感じ)。


(追記)検証したところ、DX11版で10fps、AMD GPU特化版(NL-Means for AMD GPU)では14fpsという素晴らしい性能が出ました。これで処理時間を気にせずにフィルタをかけまくれるぜ!


これまで使っていたGeForce GT 240だとエンコ中は70度を超える温度になっていたのが、最高でも60度程度になったのも良いところだ。

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