2009年1月7日水曜日

BitDefenderのAntispam機能を無効に

昨年末にウイルス対策ソフトを「BitDefender Antivirus 2009」に更新した。最初に導入したXP環境のマシンのOutlook Expressでは気づかなかったが、2台目に入れたVistaマシンのWindows Mailだと、ほとんどのメールのSubjectに[spam]というフラグが付くようになってしまった。どうもBitDefenderのAntispam機能が悪さをしているらしい。


ところが私が購入した「BitDefender Antivirus 2009」にはAntispam機能は存在しないことになっている。存在しないことになっているので、設定項目も存在しない。そのため、この機能を無効にできないのである。検索エンジンであれこれ調べると、公式Forumにこの問題について語っているスレッドがあった。


これを読むと公式サポートに質問したユーザーがさんざん待たされた挙句、頓珍漢な対策を紹介されているのが分かる。「来週の月曜の更新で直る」→「直ったが、またすぐ次の更新で元に戻る」、「シェル拡張を無効にする」→「(無関係の機能なので)問題解決せず」、「bdsmtpp.dllとbdpop3p.dllをリネームする」→「問題解決するが副作用あり(後述)」。こういう対応を見ているといささか心配になる。


Forumで最終的に対策として紹介されている2つのDLLのリネームで確かに問題は解決するが、DLLの名前で分かる通り、これによってメール送受信の際のオンライン・ウイルス・スキャンも無効になってしまう。どうせリネームするならば、as2coreフォルダにある「as2core.dll」の方だろう。実際、これを書き換えるとAntispam機能だけを無効にできた。更新がかかると元に戻るかもしれないが、当面はこれで乗り切って行くことにする。なお「antispam.xml」といういかにもな設定ファイルがあるが、書式が分からないし、Forumに「書き換えたけど動作は変わらなかった」という報告もあるので今回は手を出さなかった。

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