2008年10月4日土曜日

金曜夜のラーメン行脚


昨日夜はまたいつもの友人とラーメン行脚であった。最初に訪れたのは,富里の「らあめん元」である。注文したのは「チャーシューメン(醤油味)」(写真上)である。甘みが強いスープに焦がしネギがアクセントとなっていて美味い。チャーシューはパサついた感じだったが,これはこれで濃い目のスープと合っていた。トロ肉の炙りなどに変えると更に美味そうだけど,実際にやるとくどいかもしれない。ちなみにこのお店は「かおたんラーメン」で有名な「えんとつ屋」系らしい。


続いて八街の「南青山」に行った。名前の通り「麺屋青山」系列のお店だが,ここでは青山風に解釈した細麺豚骨ラーメンが食べられる。地元の特産品であるピーナッツの油を使った「らーめん白」が有名だ。ただし,以前の訪問時に「白」は食べており,個人的な評価が高くなかったことから,今回はマー油を使った「らーめん黒」(写真下)を注文した。


で味の方だが,どうにも細麺豚骨ラーメンの解釈の方向が好みと合わない。塩分や旨みよりも油で引っ張る方向なので,すぐに胸が一杯になって替玉を食べ進めることができないのだ。私は細麺豚骨の場合,「麺を腹に詰め込む」ことを目当てに行くことが多いので不完全燃焼感が残ってしまう。「濃さ」の演出も骨髄や背脂ならOKなのだが,ラードや他の油が多いのは好みではない。トロ肉チャーシューも余計だと感じるほどだ。もちろん完全に好みの問題なので,逆に南青山的なラーメンが好きな人もいるだろう。ラーメン自体のレベルは高いし,実際,お客さんもかなり多かった。


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