2009年10月9日金曜日

ファイル・サーバーのHDD構成変更

昨日ふと,音楽データや作業中の記事データなどの保管に使っているファイル・サーバーのRAID稼働状況を確認すると,こんな感じになっていました。


md0 : active raid6 sdb1[0] sdc1[1] sdg1[5] sdf1[4] sdd1[2]
1953503488 blocks level 6, 64k chunk, algorithm 2 [6/5] [UUU_UU]

sdeのHDDがお亡くなりになっているようです。mdadm /dev/md0 -a /dev/sde1とやっても、ディスク・エラーになって追加できないので本格的に壊れているみたいです。しかも,dmesgのメッセージを見ると今は動いているsdfも時々エラーを出していて,こちらもディスク・アレイから弾かれるのは時間の問題でしょう。


経験上,こういう風にディスクが次々に死ぬのは電源劣化が原因だと分かっているのですが,一度ダメになったHDDを継続使用するのは良くないので,電源の交換だけでは済みません。HDDも新規に買う必要があります。これまで500GBのHDD6台でRAID6のアレイを組んでいたのですが,これをどうするか悩ましいところです。


結局,予算や電源負荷を考慮して,1.5TBのHDD3台によるRAID5アレイに置き換えることにしました。冗長性が減って危険性は高まりますが,HDD台数が減ることである程度カバーできるはずです。HDDと一緒に電源も新品を買ってきました。しばらくはこれまでの電源で様子見して,問題あるようなら交換する予定です。


それにしても,ファイル・サーバーの移行作業で何が大変かって,データのバックアップとリストアです。1TB近いデータがあるので,やたら時間がかかります。

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