2009年4月27日月曜日

初めてのLinux

スラドに「「初めてのLinux」、覚えてますか?」というストーリーが立ってた。私の場合は,当時使っていたFM-TOWNS(2F)で壁紙を使いたい…という動機でLinuxを始めました(笑) なにしろTownsOS(というかTownsMENU)はV2.1になるまで壁紙表示をサポートしておらず,当時からキモオタだった私は不満たらたらだったのでした。でもまぁ,TOWNS発売前に噂されていたMachは出ないし,V2.1を買う金もないしで1993年までそのまま使い続けていたわけです(というか生活面で色々あって1993年までTOWNSはあまり触れてなかった)。


そんな中,1993年11月にLaser5からTOWNS版を含む「SLS+JE」のCD-ROMが発売されます。1993年春に上京していたので,発売後すぐに当時池袋にあったLaser5までCD-ROMを買いに行きました。そして早速,接続していた120MバイトのHDDにインストールしたわけです。


CPUが80386DX,メモリーが6Mバイトなんで今から考えると超遅かったわけですが,Xも起動して壁紙も使えたのでかなり満足していました。ちなみに当時使っていたのは「Papa told me」の知世ちゃん壁紙です。xyoudanceなんかも動かしてました(笑) ただ,あまりにも遅いのでその年にCPUを「Cyrix Cx486DRx2」に換装したはずです。このCPUはバスクロックの2倍で動作する上,1KバイトのL1キャッシュを搭載していたため,かなりの高速化を実現できました。ただし,CPUを換装してからTownsOSがまともに動作しなくなり,それ以降,強制的にLinuxを使わざるを得ないハメになりました。そんなこんなで今に至るわけです。なお,CPU換装と同時期にCyrix製のコプロ(FasMathロゴの奴)も載せたけど,なぜかうまく動作しなかった記憶があります。いや動いたっけ?良く覚えていません。


ところでスラドのストーリーで言及されているブログには「初めてLinuxをインストールした時のことを、初めての彼氏とのデートや今の夫との最初のデートよりもはっきりと覚えている」という文章があるわけですが,私は40歳になろうかというこの歳までデートとかいうものをしたことがありません。当然,その先の領域にも足を踏み入れたことはないわけです。これからもないでしょう。まぁ,キモオタですから逮捕されていないだけでも幸運と言えます。

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